元ワン・ダイレクションのメンバーであるゼイン・マリクがおよそ6年ぶりに腰を据えてインタビューに応じた。公開された約1時間に及ぶインタビューでは、ワン・ダイレクション時代について語った場面も。メンバーとの出会いや脱退、そして思い出まで、ゼインがワン・ダイレクションについて語ったことをまとめた。(フロントロウ編集部)

ゼイン・マリクがワン・ダイレクションについて語ったこと

1. ワン・ダイレクションのメンバーとの出会いについて

ゼイン:番組が始まる辺りからお互いのことは知っていましたよ。同世代でしたしね。同世代なので自然と話すようになっていましたし、ブートキャンプも一緒でしたから。ハリーとは、2人ともマンチェスターでオーディションを受けたこともあって、オーディション当日に出会いました。隣同士に座っていたんですよ。僕の右隣の席が彼だったので、話をしました。僕が最初にオーディションに呼ばれて、そのすぐ後がハリーだったので、そのときに少し話をしました。

画像: 1. ワン・ダイレクションのメンバーとの出会いについて

2. ワン・ダイレクション結成から間もなくして得た名声について

ゼイン:人生が変わったことが目に見えてわかるような奇妙な体験でした。スタジオの外に大勢の人がいたり、ライブをすればファンベースやオーディエンスができていたり、多くの人たちが僕らに関心を持ってくれていることがわかりました。そういう意味ではたしかに少しクレイジーでしたね。

(当時は置かれている状況を理解することができていましたか?と訊かれて)状況を理解することはできていなかったと思います。一瞬でしたから。ただただ、楽しかったですね。でも次第に、何度も繰り返し電話がかかってきたりすることが負担になってきました。そういう状況に当事者として置かれると圧倒されますが、今になって振り返ると、一瞬でしたね。楽しかったですし、素晴らしいことでした。そういうわけで、状況は理解できていなかったですね。人生でそういうことが起きるなんて思っていませんでしたから。でも、間違いなく楽しかったですよ。

3. ワン・ダイレクション時代のファンとの思い出について

これは何度も話したことがある話だと思うのですが、今までで一番クレイジーで、一番奇妙な瞬間の一つとして覚えているのは、スウェーデンにあるスタジオで「What Makes You Beautiful」をレコーディングしていたときのことですね。そのときはまだ最初のシングルすらリリースしていなかったのですが、スタジオの外にゴミ箱が5~6個あって、僕がスタジオから出てきたら、そのゴミ箱の1つ1つに3人くらいファンが入っていて、僕を掴もうとしてきたんです。あれは忘れがたい思い出ですね。ちょっとした心臓発作を起こしそうになりましたよ(笑)。

画像: 3. ワン・ダイレクション時代のファンとの思い出について

4. ワン・ダイレクション時代はどんなペルソナを演じていたと思うか?という質問に対して

僕が陰気でシリアスな奴だっていうイメージがありましたが、それは必ずしも僕のパーソナリティーを表していません。マーケティングの手法のようなものです。『テレタビーズ』やスパイス・ガールズのようなものですよ。マーケティング手法に過ぎなくて、「この人はこういう人だよ」みたいなものです。なので、そういうものは理解できますが、誰かのことを一つの特徴で定義することはできないと思います。僕らはそれ以上に複雑な存在ですから。

画像: 4. ワン・ダイレクション時代はどんなペルソナを演じていたと思うか?という質問に対して

5. グループからの脱退について

自分自身(終わりがくると)前々から気づいていました。詳細を話すことは避けますが、あらゆる政治的なことが起きていたんです。みんながそれぞれのことをしていて、契約することを拒んでいました。そうしたなかで僕も、「何かが起きている」ということに気が付きました。それで僕は、最初に行動を起こすことにしたのです。「僕は抜けることにするよ。もうおしまいだ。気がついたんだよ」という感じで。完全に自己中心的ではありましたが、僕は一番最初に抜けて、自分1人でアルバムを作りたかったのです。

一番に飛び出すことにしました。僕は受け身なタイプではあるのですが、こと音楽やビジネスに関しては、真剣に考えていますし、負けず嫌いなので、一番に出て行って自分のことをやりたいと思ったんです。それが理由でした。

それからもちろん、僕らの友情にも根本的な問題がありました。それまでの5年間、毎日一緒に過ごしていたので、お互いにウンザリしていたというのが正直なところです。僕らは近しい関係でしたし、クレイジーなことを一緒にしてきました。この世界の誰一人として、僕らが一緒に経験してきたことを理解できる人はいないでしょうし、同じことは経験できないと思います。今になって振り返ると、脱退したときよりも温かい気持ちで振り返ることができます。素晴らしい経験も、素晴らしい時間も一緒に過ごしてきましたが、自然に終わりを迎えてしまったのです。

画像: 5. グループからの脱退について

 2015年以降はソロとして活動してきたゼインは先日、マーキュリー・レコードと新たに契約を締結したことを発表。間もなくシーンにカムバックすることを明らかにした。

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