ワン・ダイレクションをめぐる発言を釈明
リアムが語った「ワン・ダイレクションについてのもの」という発言は、昨年6月にポッドキャスト『Impaulsive(原題)』で語った内容を指していると見られている。リアムは当時、1Dを脱退した元メンバーであるゼイン・マリクについて、「僕がゼインのことを好きじゃない理由はたくさんあります」と発言して、物議を醸していた。
リアムの当該の発言が収録されたエピソードが放送されると、ゼインが珍しくワン・ダイレクション時代の楽曲を歌う動画をSNSにアップ。しかしながら、投稿されたパートが、ゼインの脱退後にリアムが彼から引き継いだパートだったために、“自分のほうが上手く歌える”というリアムへの当て付けではないかという憶測が広がることに。そのゼインの投稿をさらにルイ・トムリンソンがいいねをしたことで、内紛が起きたのではとファンの間で騒動になった。
しかしながら、実際は他のメンバーたちは当時の発言を受けてリアムのことを献身的にサポートしていたようで、今回、YouTubeにアップした動画のなかでリアムは「他のメンバーたちは、僕が彼らのことを最も必要としていたときに側にいてくれました」と明かした。
サポートしてくれたメンバーには、リアムとの確執が浮上したその人であるゼインもいたよう。「救いの手を差し伸べてくれたんです。ゼインでさえも」と語ったリアムは、「だからこそ、僕は彼にオンラインで感謝を伝えたのです」と続けて、ゼインにオンラインで感謝を伝えたことを明かした。
リアムがワン・ダイレクションに言及したワケ
動画のなかで、リアムは当時番組でワン・ダイレクションについて言及した理由について、「人気者でいつづけるための悪あがき」のようなものだったとも語っている。そうしたなかで、自身の発言をめぐる騒動でそのことに気がつくことができたことは、「ある意味では人生を救ってくれた」出来事だったと振り返った。
今年に入ってからリアムはたびたびワン・ダイレクションのメンバーたちと交流しており、ゼインが間もなく新曲をリリースすることを発表した際には彼のインスタグラムにコメントしてファンを歓喜させたほか、今年3月には、ルイのドキュメンタリー映画『ALL OF THOSE VOICES』のロンドン・プレミアに出席して、ルイをサポート。
その際には、「本当にごめんね。僕はどうかしていて、君にもっと良くできなかったんだ。そうした過去を恥ずかしく思っているよ。君が良き友人でいてくれたのに、僕はそうなれなかったんだ。少なくとも今は余裕があって、また自分らしくあることができている。償えるように務めるよ」とルイにコメントして、償いを申し出たことも注目を集めた。