ジジ・ハディッドやキャンディス・スワンポールも告知に協力
「4人のデザイナー。4つの都市。世界がステージ」。ヴィクトリアズ・シークレットがそのようなコメントと共に、約5年ぶりのショーをお披露目することを発表した。
2023年9月26日にヴィクトリアズ・シークレットとアマゾンファッションのコラボによってプライムビデオで米配信が発表された『ヴィクトリアズ・シークレット・ワールド・ツアー』では、ボゴタ、ラゴス、ロンドン、東京という4つ都市を代表する総勢20名のグローバル・クリエーター、通称V20が、ヴィクトリアズ・シークレットのアイコニックなカスタム・デザインと共に作品を披露する様子が、舞台裏でのドラマチックなストーリーと共に伝えられるという。
ナオミ・キャンベルやウィニー・ハーロウといった人気モデルが登場するプレビュー動画では、それぞれの都市のクリエイターと思われる人物たちの「モデルが安心して着られるものを探求します」や「自分自身の正直な一面を見せなくてはいけません」といったコメントが紹介され、最後には、「ヴィクトリアズ・シークレットのショーが楽しみでしかたありません」という言葉が聞こえる。
今回の発表の告知には、ヴィクトリアズ・シークレットのショーに出演してきたモデルたちも協力しており、キャンディス・スワンポールやジジ・ハディッドがインスタグラムのストーリーズにポスターや動画を投稿した。
メットガラに並ぶ最も華やかなファッションイベントとしてトップモデルの登竜門的存在だったヴィクトリアズ・シークレットのファッションショーだが、2018年末に多様性を排除したブランドのスタンスや舞台裏でのセクハラ行為が炎上し、2019年からショーは中止となっていた。ブランド立て直しのために社内体制の刷新が行なわれ、2021年には、それまでブランドの広告塔を務めていた“エンジェル”制度の代わりに、ブランドの新たな顔となる多様な女性からなるグループ"VSコレクティブ"を創設。今回のショーとドキュメンタリーは、ブランドにとって騒動後初めてのビッグイベントとなる。
『ヴィクトリアズ・シークレット・ワールド・ツアー』の日本配信日はまだ発表されていないが、プライムビデオの作品は同日配信が多い。日本での詳細が判明したら続報する。