ラウヴがSUMMER SONIC 2023での来日で楽しみにしていること
ソングライティングはインナーチャイルドと向き合うことや、メンタルヘルスを整える上でどのように役立っていますか?
楽曲たちは、将来に起きることの兆しのようなものだと思っています。曲を書いてから数週間や数ヶ月や、もしくは1年が経った頃に、「人生が本当にそうなっている。あの曲が僕の何かをオープンにしてくれたんだ」っていうことに気がつくんです。楽曲を書き始めるのは大抵、自分が何かに気づき始めているときで、楽曲を書き終えた後に、そのことをきちんと理解できるようになるんです。
ラウヴさんの音楽はとことん自分自身と向き合うという楽曲が多いと思います。ご自身にとって、そんな無防備な楽曲をライブでオーディエンスと共有することはどのような意味を持っていますか?
それこそが自分の仕事だと思っています。皆さんが色々なことを考えたり感じたりしていることを知っていますし、それは僕も同じですから。それに、僕はそういうことについて話すのが大好きです。自分の感情について話したり、考えていることについて話したりするのが大好きなんです。なので、それを仕事としてやることができて、多くの人たちに共感してもらえるのは、まさにピッタリな仕事だなって思います。
『All 4 Nothing』の楽曲で特にパフォーマンスしていて楽しい楽曲は何ですか?
間違いなく、「All 4 Nothing (I’m So In Love)」ですね。それから「Hey Ari」や「Stranger」も。あとは、「Summer Nights」もパフォーマンスしていて楽しい曲です。
ところで、デビューコンピレーションアルバム『I Met You When I Was 18』は今年でリリース5周年を迎えました。誰もが共感できる楽曲で世代を代表するシンガーソングライターとなったラウヴさんですが、これまでで最も誇りに思っている曲を3曲挙げるとしたら、何が思い浮かびますか?
あのアルバムには入っていませんが、まずは「Sad Forever」を挙げたいです。あの曲をリリースしたことは僕にとって大きな出来事で、あの曲で自分のメンタルヘルスの土台のようなものを築くことができたとも思っています。
それから、「I Like Me Better」は挙げなければいけないですね。あの曲で何もかもが変わりました。予想だにしていませんでしたが、そうなったことを誇りに思っています。
そして、一番最初にリリースした「The Other」です。それまではアーティストになる勇気を持てていなかったのですが、それが間違っていたことを証明してくれました。
そして、SUMMER SONIC 2023で来日して、日本で久しぶりにパフォーマンスします! Summer Sonicのステージはどのようなものになりそうですか?
間違いなく、これまでで最高のショーになります。ものすごく楽しいものになるはずですよ。皆さんが求めているものがそこにあるはずですし、僕自身も楽しむつもりです。素晴らしいものになりますよ!
来日も久しぶりになりますが、日本で特に楽しみにしていることはありますか?
いつもできる限り散歩の時間を作れるようにしています。散歩が大好きなので、通りを歩いたり、自然を見たりしたいですね。日本の食べ物も大好きなので、まだ食べたことのない、色んな食べ物を食べてみたいです。あとは、大好きなお寿司は絶対食べたいですね。それから、新しい友だちを作って、一緒に何かできたら嬉しいです。
最後に、来日を心待ちにしている日本のファンにメッセージをお願いします!
なかなか日本へ行けないときにも、ずっと僕のそばにいてくれてありがとう。みんなのことが大好きです。みんなが無事でいて、楽しい人生を送ってくれていたら嬉しい。会えるのを楽しみにしているよ! 素晴らしいショーにしよう!
<リリース情報>
ニュー・シングル 「Love U Like That」
2023年8月4日デジタル限定配信
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アルバム 『All 4 Nothing』 発売中
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Photo:©️Lauren Dunn,ゲッティイメージズ