今にも漫画からでてきそうな雰囲気で、8月31日(金)よりNetflixで独占配信される実写テレビシリーズ『ONE PIECE』でナミ役を勝ち取ったエミリー・ラッド。日本のポップカルチャーへの深い知識や、ONE OK ROCKのTakaとの熱愛でも話題のエミリーってどんな人?(フロントロウ編集部)

執念で掴み取った夢の「ナミ役」!

画像: Netflix『ONE PIECE』の撮影現場より。©Emily Rudd/Instagram

Netflix『ONE PIECE』の撮影現場より。©Emily Rudd/Instagram

 エミリーは『ONE PIECE』の実写版シリーズへの出演が決まる以前より原作のファンであることを公言しており、実写シリーズが制作されると聞いてから約3年間、役を勝ち取るために真剣に努力をしたとComicbookのインタビューで明かした。「ナミと同じように髪を赤く染めてカットしたり、バク転したりする自分のビデオを投稿したりしました。とにかくこの役を獲得するために、全力を尽くしました!」。

画像: 「撮影初日」という投稿。初日は『ONE PIECE』Tシャツで“正装”していったよう。©Emily Rudd/Instagram

「撮影初日」という投稿。初日は『ONE PIECE』Tシャツで“正装”していったよう。©Emily Rudd/Instagram

 念願の出演が発表された際には、「言葉では伝えきれないので多くのことは言いませんが、本当に最高」とインスタグラムでコメントし「本当に夢が叶ったみたい」とその喜びを綴っている。

日本アニメの知識量が「レベチ」

 エミリーはかなりの日本アニメ好きで、『ONE PIECE』の他にも多くの作品を鑑賞している。2022年3月にインスタグラムストーリーズでファンに「どのアニメを観るべきですか?」と質問したときも、『ホリミヤ』『呪術廻戦』『四月は君の嘘』『文豪ストレイドッグス』『どろろ』等、ファンにおすすめされた作品はすでに鑑賞済みと報告。各作品への深い愛も伝えるなど、日本アニメに対する圧倒的な知識量が明らかに。当時、浦沢直樹の同名のコミックを原作にした『MONSTER』は未鑑賞だったようで、次はこれを観てみるとファンに言っていた。

画像: インスタグラムでファンとアニメ論するエミリー。©Emily Rudd/Instagram

インスタグラムでファンとアニメ論するエミリー。©Emily Rudd/Instagram

 最近のインタビューでも、あまりアニメに詳しくないというイニャキ(ルフィ役)に対して、「『鬼滅の刃』が好きなら『呪術廻戦』がおすすめ!」とレコメンドしたり、一番好きな作品は『メイドインアビス』だと明かしたり、エミリーのアニメ愛はとどまる所を知らない。

プライベートで何度か来日!尾田栄一郎とも対面

 これまでプライベートで複数回来日しているエミリー。2016年に兄のダンと来日時は、ジブリ美術館のロボット兵の足に抱きつき、嬉しそうに記念撮影。

画像: ©Emily Rudd/Instagram

©Emily Rudd/Instagram

 また、インスタグラム上で「(『ONE PIECE』の原作者の)尾田栄一郎先生に会ったことがありますか?どんな感じでしたか?」とファンから質問された時には、「はい!!日本に行った時に会いました。正直、これまでの人生でこれほど緊張し興奮したことはありません」と、来日中に憧れの尾田氏にも会ったこおとを明かした。

現恋人はワンオクTakaと報道、2014年

 2023年8月、日本メディアがエミリーとONE OK ROCKのボーカルであるTakaの交際を報道。兄のダンを通して知り合って、友人から恋人へと進展したとされている。

 さすが日本カルチャー好きなエミリーらしく、ONE OK ROCKのことはずっと以前から応援していたようで、2014年にはツイッター(現X)で「大好きなボーイズ4人がステージで素晴らしいパフォーマンスをするのを見られてすごく幸せ。あなたたちのことがみんな大好き」と投稿。2015年に来日していたときには、「ONE OK ROCKのボーイズたちがアメリカにいるのになぜ私は東京にいるのか。彼らが恋しい」と投稿していた。

画像: エミリー・ラッドがONE OK ROCKについて投稿した2014年のツイート(X)。©Emily Rudd/Twitter

エミリー・ラッドがONE OK ROCKについて投稿した2014年のツイート(X)。©Emily Rudd/Twitter

画像: エミリー・ラッドがONE OK ROCKについて投稿した2015年のツイート(X)。©Emily Rudd/Twitter

エミリー・ラッドがONE OK ROCKについて投稿した2015年のツイート(X)。©Emily Rudd/Twitter

『ONE PIECE』のメインキャストとはすっかり親友!

 実写版『ONE PIECE』の撮影は南アフリカのケープタウンで行われ、メインキャスト達の絆はかなりしっかり深まったよう。Deciderのインタビューで、「イニャキ(ルフィ役の)と一緒に多くの時間を過ごし、間違いなく姉と弟のような関係になりました。ジェイコブ(ウソップ役)、タズ(サンジ役)と私は、撮影の後よくケープタウンや色々な場所を散策して、ナイトライフやレストランを沢山チェックしました」と、撮影の時間以外でも親睦を深めていた様子を語っている。

画像1: 『ONE PIECE』舞台裏写真。©One Piece Netflix/Instagram

『ONE PIECE』舞台裏写真。©One Piece Netflix/Instagram

画像2: 『ONE PIECE』舞台裏写真。©One Piece Netflix/Instagram

『ONE PIECE』舞台裏写真。©One Piece Netflix/Instagram

過去にはジャスティン・ビーバーのMVにも出演!

 ドラマや映画で活躍する前はMV出演を重ねていたエミリー。2016年には、ジャスティン・ビーバーも参加したDJ Snake の『Let Me Love You』のMVに強盗を繰り返しながら恋人と逃避行を続ける役で出演しており、このMVはこれまでに13億回も再生されている。その後は俳優として、2018年のドラマ『ロマノフ家の末裔 〜それぞれの人生〜』やNetflixのホラー映画3部作『フィアー・ストリート』シリーズ、2021年のドラマ『ナチ・ハンターズ』等に出演。

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