ビービー・レクサがVMAの前日に悩みを告白
「I Got You」や「I'm Good(Blue)」などの大ヒット曲で知られるビービー・レクサが、9月12日(現地時間)に行われた音楽の祭典、MTVビデオ・ミュージック・アワード(以下VMA)に出席。レッドカーペットでは堂々とポーズを決め、キュートな笑顔を振りまいていたビービーだが、じつはこの前日、彼女はTikTokで体型批判による“不安”と“自信喪失”でイベントを欠席するかもしれないと語っていた。
ビービーは授賞式に招待してもらえるのはありがたいとしたうえで、「不安でしかたない」と、自身の葛藤について明かした。
「こういった賞の授賞式に招待され、自分の好きなことができることにとても感謝しているし、恵まれているとまず言いたい。(仕事柄)批判は付きものだと思ってるから、それに関しては大丈夫。でも、人間だから気になってしまうこともある」
「たくさんの人と会う機会があって、『ボディポジティブ(※)で自信に満ち溢れているあなたが好き』って言われることが多いから、このことを話したかったの。だから言っておく。今、私は自分にそこまで自信がない。レッドカーペットに行って、体重のことを話題にする人たちがいると思うと不安とストレスでいっぱいになる。なぜなら私は今、自分自身をちゃんと愛せていないから。いつもみたいに自分のことを“かっこいい女”だと思えない」
※それぞれが自分に対してポジティブなボディイメージを持てるようにしようとするムーブメント。
「明日(VMAに)行くかどうかわからない。着ていく服はある。可愛いよ。ドレスも着たいし、自分のノミネートと友達のノミネートを祝うためにも本当に行きたいんだけど、不安のほうが勝ってしまう気がする」
続けて、ビービーは「誰にでもこういう日はあるし、(自分を)完ぺきだと感じる人なんていない」から、このメッセージを共有したかったと説明し、「モチベーションが上がるヒントやコツ」を教えてほしいとファンに求めた。なお、このお願いにファンはすぐさま反応。動画のコメント欄はファンからのアドバイスや励ましの言葉であふれ返った。
ちなみに、動画の最後で「もしかしたら、明日のレッドカーペットで私に会えるかもしれない」と言っていたビービーは、ファンから背中を押されたこともあり、その言葉どおり、VMAのレッドカーペットに姿を見せた。