ビームスのピンクリボンキャンペーン
1976年に東京・原宿で創業し、現在日本とアジア地域に約160店舗を展開するビームス(BEAMS)が、2017年から毎年10月に実施しているピンクリボンキャンペーンを今年も実施する。
ピンクリボンキャンペーンは、乳がんに関する理解とブレスト・アウェアネスを呼びかける取り組み。
日本の女性がもっともかかりやすいがんが乳がんで※1あり、早期のうちに発見することで治りやすい※2という現状を受け、ビームスはまずは乳がんを正しく理解するための情報発信と、日常的に胸の状態を意識するブレスト・アウェアネスの習慣を身につけるためのきっかけづくりに、店舗、公式サイト、SNSなどで取り組んでいく。
※1参考元:公益財団法人がん研究振興財団「がんの統計2023」
※2 参考元:東京都保健医療局ウェブサイト「TOKYO女子けんこう部」
2017年から10月にビームスが継続して行なっているのが、試着室での啓もう。女性用試着室(男女兼用含む)にセルフチェックガイドを掲出し、着替えるついでに簡単なセルフチェックを促す活動を中心に継続。ブレスト・アウェアネスを身につけることで小さな変化に気付けるようになると同時に、乳がん検診を受けることや、医療機関に相談することに対するためらいが軽減されることを期待している。
今年は国内134店舗(試着室のない店舗やメンズ店舗を除く全店)にて10月1日から、387の試着室にセルフチェックガイドを掲出。キャンペーンビジュアルとセルフチェックガイドのイラストは、印刷技法をベースとした色彩表現とグラフィカルでヘルシーな作風が人気を博し、書籍・広告・パッケージを中心に幅広く活動するアーティスト、一乗ひかるによるもの。
一乗ひかるは、「乳がんは、女性だけでなく周りの人にも関係することです。また、性別に関わらず発症の可能性もあります。いろんな人の自分ごとになると良いなという想いで、カジュアルな絵にしました」とコメント。女性のみならず男性にも広く届けたいというビームスの思いに共感し、今回のアートが描き下ろされた。
バストケアクリームの配布も
新たな取り組みとして、日本のボディパーツケアブランド「アンティーム・オーガニック」のバストケア製品「ブ・レスト ケアクリーム」(2gサンプル)にセルフチェックガイドを添えて、10月13日より対象店舗で配布。
今回の取り組みは、自分の胸に触れることが少しでも心地良くなるように、さらには日常的な習慣になるように、という願いが込められている。
また10月6日公開予定のビームス公式サイト内ピンクリボンキャンペーン特集ページでは「HUG YOURSELF.」のスローガンを掲げ、自らをいたわると同時に大切な人にも寄り添うために、乳がんに関する正しい知識を発信。
キャンペーン継続7年目を迎えた今回は、ブレスト・アウェアネスはもちろんのこと、家族やパートナー、親友などの立場からのサポートについても考え、乳がんを経験した社員を交えたクロストークでは、治療中の髪や体型の悩みに向き合うスタイリングの提案も。
さらに公式サイトのトップに表示される通常オレンジ色のロゴが、10月はピンクリボンバージョンのピンク色に変わる。
■キャンペーン対象店舗
下記を除く、国内134店で試着室にセルフチェックガイドを掲出。バストクリームの配布は各店で10月13日金曜より開始し、なくなり次第終了。
対象外店舗:
ビームス 原宿/ビームス 原宿 アネックス/ビームス プラス 原宿/ビームス レコーズ/ビームスT 原宿/ユニフォーム サーカス ビームス/ビームス工房/ピルグリム サーフ+サプライ/ビームス メン 渋谷/ビームス プラス 有楽町/ビームスF 新宿/ビームス ハウス メン 横浜/ビームス ジャパン 日光/ピルグリム サーフ+サプライ 京都/ビームス ジャパン 出雲/ビームス公式オンラインショップ