「JBL SOUNDGEAR SENSE」を使ってみた
新たにリリースされるアルバムのリスニングから、映画やドラマの視聴、そして、作業効率アップのために耳元でBGMを流しながらの日常業務まで。何かとイヤホンを使用する機会の多いエディターだが、実はいわゆる“耳をふさがない”イヤホンはこれまでに試したことがなく、今回初めて使用する機会に恵まれたのが、JBLから2023年10月13日に発売される「JBL SOUNDGEAR SENSE(サウンドギア センス)」。
JBLが初めてオープン型イヤホンに参入するモデルとなる「SOUNDGEAR SENCE」は、耳をふさがない2ウェイのオープンスタイルのイヤホン。オープンスタイルというと、まず思い浮かぶのは、音が骨を伝わる形で聴こえてくる骨伝導型タイプかもしれないが、このイヤホンで採用されているのは、空気伝導方式。使ってみた感想から、この方式を分かりやすい言葉にすると、イヤホンの形をした小型のスピーカーを耳のそばで再生しているという表現が近いかもしれない。
自分だけが聴こえる上質なミニ・スピーカー
そして、そのスピーカーが上質すぎるというのが、今回一番驚いたところ。耳をふさぐタイプのイヤホンに慣れていると、“耳をふさがないと音質が下がるのではないか”という不安を抱きがちだと思うが、そこは日本におけるワイヤレススピーカーの販売台数5年連続1位を誇るJBLのイヤホン。部屋の中で、自分にしか聴こえない上質なスピーカーを流している感覚になる。
今回のポイントは、“部屋の中”で聴いている気分になれるところ。そう、ここは部屋の中だから、音量を上げすぎない限り周りの音もハッキリと聴こえるのだ。これが、日常の業務でも何かとイヤホンでコンテンツを聴く機会があるエディターにはありがたかった。「SOUNDGEAR SENCE」なら、話しかけられたときにすぐに気がつくことができるし、ただ再生をストップするだけで、耳にかけたまま会話をスタートさせられる。
エディターは仕事とプライベートを含めると1日5時間くらいイヤホンで何かを聴いているという日もあるのだが、一度のフル充電で約6時間使うことができるので(充電ケース使用を含めると最大24時間の連続再生が可能)、充電切れの心配もない。
結局、今までは耳をふさぐタイプのイヤホンを使用していたが、「SOUNDGEAR SENCE」を入手してからはすっかりこちらが相棒になっている。とにかくオススメなのは、何よりも“音が良い”という、イヤホンを選ぶときの重要条件を満たしていること。耳をふさがないタイプのイヤホンを使ったことがないという人にも、最初に出会うべきイヤホンとしてもおすすめしたい。
HARMAN ExPLORE TOKYO 2023にも行ってきた
ちなみにエディターは、先日都内でJBLを所有するハーマンインターナショナルが開催した秋季新製品内覧会「HARMAN EXPLORE TOKYO 2023」にも参加。ここでは、JBL「SOUNDGEAR SENCE」を含む、ハーマンインターナショナルが所有するブランドが今秋に発売する数多くの新製品を見ることができた。
中でも、エディターが一目見て心をグッと掴まれたのは、世界初のスマートタッチディスプレイが搭載されたことでも話題になった、ワイヤレスイヤホン「TOUR PRO 2」の日本限定カラーとして近日中に発売されるという、こちらの「聴色」のモデル。
「聴く」に「色」と書いて、「ゆるしいろ」と読むこちらのカラー。淡い赤のようなピンクのようなこの「聴色」カラーは、その色の名前もオシャレだが、日本限定でラインナップ。他の人とは被らない、ここだけの色を求めたい人にもおすすめ。
会場には他にも、Bluetooth対応のターンテーブルやマイク付きのユニークなパーティーボックスなど、気になる新製品たちがたくさん。ハーマンインターナショナルから発売されるこの秋の新製品たちに期待が高まるばかりだった。
製品名:JBL SOUNDGEAR SENSE(サウンドギア センス)
タイプ:イヤーウェア完全ワイヤレスイヤホン
カラー:全2色(ブラック・ホワイト)
付属品:充電用USB Type-Cケーブル、脱着式ネックバンド
発売日:2023年10月13日(金)
標準価格:オープン価格 ※JBLオンラインストア販売価格 22,000円(税込)
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