ディズニーランドで警備員が「ポテチの缶」を厳しく取り締まる
アメリカのディズニーランドで「ポテチの缶」を持ち込もうとしたゲストが手荷物検査で引っかかり、入園を断られる出来事があった。ネッサと名乗る女性はTikTokにアップした動画で、「妹がディズニーから出入り禁止にされた」と主張しているが一体何があったのか?
カリフォルニアのディズニーランドとフロリダのディズニーワールドの公式サイトの「よくあるご質問(FAQ)」には、食べ物の持ち込みについて、ガラス容器に入っていないこと、加熱または再加熱、冷蔵の必要がないこと、刺激臭がないことなどいくつか条件があるものの、“入園前にそのことをキャストに伝えれば食べ物やノンアルコール飲料を持ち込むことができる”と書かれている。
仮に手荷物検査で持ち込み不可と判断されたとしても、その場で処分すれば済みそうな話だが、入園禁止になったのには理由があった。じつはこのゲスト、ポテチの缶の中に“あるもの”を隠していたのだ。
その“あるもの”とは、パークへの持ち込みが禁止されているアルコール飲料。
米Inside the Magicによると、TikTokがきっかけで、アルコール飲料をディズニーランドに持ち込む方法として、ポテチの缶の中に缶のアルコール飲料を忍ばせるというハック(※裏ワザ)が一部の人たちのあいだで流行っているという。
今回、トラブルになったネッサたちもこのハックをTikTokで知って試したようで、ネッサがTikTokに投稿した動画には妹と一緒にプリングルズやドリトスなどの筒状の容器の中に缶のアルコール飲料を“仕込む”様子が映っていた。
ちなみに、ハックとして広まっているこの違反行為をディズニーランド側も知っているようで、ネッサの動画のコメント欄に「ユーチューバーが投稿して以来、彼らは目を光らせている」、「4日前に行ったら、警備員が全員にチップスの缶を開けさせていた」という他のTikTokユーザーからの書き込みがあった。