オーストラリアの空港で飛行機に乗り遅れた乗客が駐機場に侵入して、パイロットに直接訴えかける騒動があった。(フロントロウ編集部)

飛行機に乗り遅れた乗客がとんでもない行動に出る

 先週、オーストラリアのキャンベラ国際空港で、飛行機に乗り遅れたと思われる女性が、飛行機の離陸を阻止しようとして駐機場に侵入する騒動があった。

 詳しい事情は明らかになっていないが、置き去りにされまいと駐機場に侵入した女性はコックピットにいるパイロットに向かって何か叫んでいたそうで、目撃者が撮影しSNSに投稿した動画には、女性が機長の気を引こうと飛行機の真下に立っている様子が映っていた。当然だが、機長に搭乗を拒否された女性は、あきらめて空港のターミナルへと引き返した。

 米Insiderによると、その後、この女性は逮捕され、立ち入り禁止区域に侵入した罪で起訴されたという。また、今回の件と関わりがあるかどうかわからないが、少量の大麻を所持していたとInsiderは伝えている。

 搭乗ゲートから一部始終を目撃した人がオーストラリアの報道機関9Newsに明かした話では、その場にいた人たちは皆、厳重な警備が敷かれている空港で女性が監視の目をすり抜けて駐機場に侵入したことにショックを受けていたそうで、「みんな不意を突かれた様子で、どうすればいいかわからないといった感じでした。(私たちは)『誰か彼女を止めてくれるだろうか?』と考えていました」と語った。

 なお、この騒動による飛行機の遅延は10分程度だったそう。

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