ミリー・ボビー・ブラウンが心の問題について語る
アメリカの女性誌Glamourが主催するウィメン・オブ・ザ・イヤー・アワードのイベントに出席した俳優のミリー・ボビー・ブラウンが、長年にわたって自身のメンタルヘルスがどのように影響を受けてきたかについて受賞スピーチのなかで説明した。
10代前半で出演したNetflixのドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のイレブン役で大ブレイクしたミリーは、「私はこの業界で育ったので、拒絶される気持ちがとてもよくわかりました。年齢を重ねるにつれて、人々が私について言っているさまざまなことを目にするようになり、役をもらえなかったときと同じような拒絶感を感じました。私が経験していることを誰も知らないようなその感覚に、私は孤独を感じていました」と言うと、こう続けた。
「ソーシャルメディアと報道の影響は私の精神的健康に悪影響を及ぼしました。不安は今でも私にとって大きな闘いです。幸いなことに、友人や家族からの愛とサポートのおかげで、私は十分に強いと感じています。もう孤独を感じることはありません」
「ソーシャルメディアは、私の世代やその次の世代の人々の心に悪影響を与える可能性があります。メンタルヘルスはタブーな話題ではありません。必要な話題です。私たちは皆、同じ人間であることを忘れないでください」
さらに、ミリーは「8年間、私は輝きたい、花を咲かせたい、みんなが私を閉じ込めようとする箱から出たいと思っていました。インタビューを受けるときは怖くて、ひねくれたようなことは言わないように静かにしようと決めました。でも、私の中にある炎と自由な精神が爆発的に出てきました。(まわりにどう思われようと)私は気にしない、ありのままの自分で十分だと気づくのに、それほど時間はかかりませんでした」と付け加えた。
ちなみに、ミリーは、ジョン・ボン・ジョヴィの息子ジェイク・ボン・ジョヴィと婚約しているが、ジェイクのおかげで自分自身を好きになることができたそうで、最近、Glamourのインタビューで「彼に『私のどこを愛してる?』と聞いたときに、私が自分自身について嫌いなことをすべて挙げたんです。だから、『あなたの目にはそれが良いこととして映っているの?』と聞いたら、『もちろん』と言われました」、「(ジェイクのおかげで)今、それらはすべて自分自身の嫌いなところが好きなところになりました。彼は、私が自分自身を愛し、1人の女性になるうえで本当に大きな、大きな存在でした。『この人のおかげで自分を愛することができる』と思いました」と語っている。