初来日したスウェーデン出身のプロデューサー・デュオ、NOTD(ノーテッド)の2人にインタビュー! 日本よりシンガーソングライターの由薫を迎えて「AM:PM (YU-KA VERSION) 」をリリースしたり、世界初のCD作品となる『NOTED... [Japan Edition]』を日本でリリースしたりしてきた2人は、こうして来日することが夢だったと話してくれた。東京と京都での初来日公演が即完するなど、既に日本でもファンベースを確立しつつある2人について、今のうちに押さえておきたい12のポイントをまとめた。(フロントロウ編集部)

世界初のCD作品『NOTED... [Japan Edition]』を日本でリリース

5. アップテンポだけど悲しい「ビタースイート」な音楽性

 そんな、2人が作る音楽の特徴を一言で言い表すとしたら? 「ビタースイート(ほろ苦い)かな」とトビーが表現すると、「うん、まさにそうだね」とサムも同意する。

 その理由について、トビーは次のように続けた。「それこそがピッタリな言葉だと思います。僕らのプロダクションは大抵アップテンポですが、メロディやボーカルは少し悲しめなことが多いので。それらが中間地点で出会って、ビタースイートなフィーリングを生み出しているんです」


6. 日本のみCD化された『NOTED... [Japan Edition]』のお気に入り曲は2人とも一緒

 10月25日には、初来日を記念して世界初のCD作品となる『NOTED... [Japan Edition]』をリリースしたNOTD。「So Close」「Keep You Mine」など、これまでにリリースしたヒットシングルたちが収録された本作だが、2人に中でも思い入れのある曲はどれかと尋ねると、ビー・ミラーをボーカルに迎えた「I Wanna Know」だと2人が口を揃えた。

 「I Wanna Know」は、記事執筆時点でミュージックビデオのYouTubeでの再生回数が2,100万回を超えるなど、NOTDの最大のヒット曲の1つ。キャリアの中でも大きな意味を持っている曲だとして、「『I Wanna Know』が1億回ストリーミング再生されたときがキャリアにおける最初のターニングポイントでした」とトビーは語る。「あれは本当に嬉しかったです。自分たちのオリジナルソングで1億回再生を突破したので。『嘘だろ?』と思いましたよ(笑)」


7. 由薫のボーカルで日本語の響きの美しさに魅了された

 『NOTED... [Japan Edition]』には、ヒット曲「AM:PM」に日本よりシンガーソングライターの由薫を迎えて制作した「AM:PM (YU-KA VERSION) 」も収録されているが、これは、日本でオリジナルの「AM:PM」が好評だったことを受けて、由薫とスウェーデンで制作したものだという。

 「『AM:PM』が日本で好評をいただいたので、何か特別なものを作りたいと思ったのです。それで、由薫とコラボすることにしました。彼女がスウェーデンまで来てくれて、スタジオで一緒に収録しました」とサムは「AM:PM (YU-KA VERSION) 」を制作した経緯について教えてくれた。

 「AM:PM (YU-KA VERSION) 」はNOTDにとって、初めての日本語曲。最初に由薫が歌うボーカルを聴いたときは圧倒されたとして、トビーは「自分たちの曲を別の言語で聴くのはすごくクールでしたね。響きもとても美しいと思いました」と振り返った。


8. 「AM:PM」のコンビとは相性抜群

 日本滞在中の11月10日には、エメイをボーカルに迎えた新曲「Hold On Me」もリリース。東京公演ではリリースに先立って披露されたこの曲もまた、NOTDらしいキャッチーさに耳と心を掴まれる1曲だが、「ソングライティング・キャンプで書いた曲で、今年の3月くらいに書きました」とトビーが振り返るこの曲では、「AM:PM」にも参加したグラント・ブーティン(Grant Boutin)とデヴァン(Devan)という2人のソングライターと再びタッグを組んでいる。

 「この曲は、『AM:PM』を一緒に書いたグラントとデヴァンが参加しているんです。それってクールなことだと思いますし、リリースされるのがすごく楽しみです!」と、トビーは嬉しそうに語った。

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