ついお酒を飲みすぎて、起きたら二日酔いに…。そんなときに実践したい、はやく治すためのコツを専門家が明かした。(フロントロウ編集部)

二日酔いからはやく回復するためのリセット方法

 たくさんお酒を飲んだ翌日に起こる二日酔い。その症状にはさまざまなものがあり、吐き気や頭痛、胃もたれ、倦怠感などが代表的なものとして知られる。

画像: 二日酔いからはやく回復するためのリセット方法

 そんな二日酔いは、飲んだ日のコンディションなどにも左右されるため、飲みすぎないように気をつけていたのに二日酔いになってしまったなんてことも。

 では二日酔いになったらどうすればいいのか? できる限りはやく治したいなら心がけるべき4つのポイントをご紹介。

とにかく水をたくさん飲む

画像1: とにかく水をたくさん飲む

 二日酔いをはやく治したいなら、まず絶対に実践するべきだというのが水をたくさん飲むこと。

 オハイオ州にあるクリーブランド・クリニックのシルピ・アガルワル医師は、「アルコールには利尿作用があるため、お酒を飲むと排尿する量が多くなり、必要な水分が失われてしまいやすいです」と米Every day health。さらに利尿作用だけでなく、アルコール分解にも水が使われるため、体内の水分がより不足しやすい状況に。

 そして水分が足りない状態が続くことで体のさまざまな循環も滞り、結果的に二日酔いの症状が悪化しやすくなってしまうのだという。

画像2: とにかく水をたくさん飲む

 そのためアガルワル医師は、とにかくたくさんの水を飲むことを推奨。またナトリウム、 カリウム、マグネシウム、カルシウムなどの電解質と呼ばれるミネラルを含むスポーツドリンクを飲むのもオススメだそう。

ビタミンをはじめとした栄養素を摂取

画像: ビタミンをはじめとした栄養素を摂取

 二日酔いのときには食べ物を受け付けないという人も少なくないが、食べられるようであれば食事も大切。意識したいのが、必要な栄養素をしっかり摂取すること。

 栄養士のマギー・ミハルチク氏は、「ビタミンB群とビタミンCを積極的に取り入れるようにしてください」とアドバイス。ビタミンB群はアルコールによって失われるエネルギーを生み出すのをサポートし、ビタミンCはアルコールによる身体の防御能力の低下を防ぎながら、二日酔いの回復を支えてくれるという。

 そのほかにもミネラルやたんぱく質など、身体に欠かせない栄養素をバランスよく摂取することが大事だそう。

運動して汗を流す

画像: 運動して汗を流す

 倦怠感や吐き気などの症状が出ることが多い二日酔い。もし身体を動かすことができそうなら、運動をして汗を流すのも得策のひとつだという。

 その理由についてパーソナルトレーナーであり運動生理学者のピート・マッコール氏は、「運動は脳への酸素の流れを増やし、気分をよくするホルモンを増加させる働きがあります。また汗を流すことで、毒素の排出も促進します」と説明し、これらの働きによって二日酔いの緩和や回復が期待できると明かした。

 ただし大切なのが無理をしないこと。認知能力や注意力などが落ちていることもあるため、軽めの運動を実践し、運動前、運動中、運動後のすべてのタイミングでしっかり水分補給をするよう勧めた。

しっかり眠る

画像: しっかり眠る

 たっぷり眠ることも、二日酔いをはやく治すために大切なポイント。

 アガルワル医師は、「飲酒後の睡眠不足が原因で二日酔いになることがあるほど、眠りは重要なカギを握っています。二日酔いを回復させたいなら、たくさん眠ることを心がけてみてください」とアドバイスした。

 ツラい二日酔いからはやく回復するための4つのポイント。もし二日酔いになったときには、参考にしてみて。

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