コラボ曲「What's going on?」をリリースしたI Don’t Like Mondays.とセリーナ・シャーマの2組に対談形式でインタビュー! イギリスを拠点に活動しているセリーナが待望の初来日を果たしたタイミングで、2023年から海外ツアーをスタートさせた日本出身のバンドであるI Don’t Like Mondays.に、コラボ曲についてや、日本と海外におけるライブの雰囲気の違いなど、グローバルな視点からそれぞれの音楽活動について語ってもらった。(フロントロウ編集部)

海外でのライブと日本でのライブの違い

フロントロウ編集部:今年ももう12月になりましたが、それぞれ2023年はどんな1年でしたか? I Don’t Like Mondays.さんから伺いたいのですが、今年は海外ツアーもスタートさせましたが、どんな1年になりましたか?

YU:今までないぐらいたくさん海外でライブをやらせてもらったのですが、一番肝心なのは、このままでいいんだって思えたことでした。取り繕ったりする必要なんてなくて、自分たちがいいなと思ったり、やりたいなと思ったりしたことをやっていれば、それを受け入れてくれる人は世界にはたくさんいるんだなっていうことを一番感じたので、すごく自信になりましたね。

フロントロウ編集部:先ほどのセリーナさんのお話で、日本のステージはこれまでの国のステージとは違ったというお話がありましたが、海外での公演でそういうことを感じた瞬間はありましたか?

KENJI(ベース,I Don’t Like Mondays.):どこの国でも、それぞれが違いましたね。

SHUKI:楽しみに来てる姿勢がすごいというか。日本のほうは、音楽を聴きに行くという意味合いが大きいと思うんですけど。

KENJI:日本の場合は、歌詞とか音楽を聴いて、自分の中で消化してっていう聴き方をされる方が多いと思うんですけど、海外はどちらかというと、身体で楽しみにきているというか。インタラクティブな感じで、それを身体で表現してくれるという印象は受けました。

画像1: 海外でのライブと日本でのライブの違い

セリーナ:私もそれは100%同意します。特に欧米の人たちはそうだと思うのですが、楽しむことを何よりも重視していると思います。日本のステージに立って感じたのは、日本の方々のほうが歌声や音楽により耳を傾けてくれるなっていうことでした。

今回の「What's going on?」ももちろん国内外から反響があったと思うのですが、I Don’t Like Mondays.さんは2022年にはアニメ『ONE PIECE』に主題歌として「PAINT」を提供されました。このときのことも伺いたいのですが、やっぱり海外からの反響も大きかったですか?

YU:そうですね。そもそも、この曲があったおかげで僕らが海外に行かせてもらう機会がい増えたので。海外のアニメ・フェスとかに参加したときに、日本語が話せないなかでも、みんなが日本語で一緒に歌ってくれて。それはすごく感動しましたね。

フロントロウ編集部:ここからはセリーナさんの2023年についても訊かせてください。今年はどんな1年になりましたか?

セリーナ:良い1年になったと思います。今年はたくさんのことを経験した年で、色々な場所へ行くこともできました。今年は来年に向けての準備期間という感じで、来年はより力を入れる1年になりそうです。来年はもっと多くの曲をリリースしたり、もっとパフォーマンスしたりしたいなと思っています。

フロントロウ編集部:2021年にはデビューEP『シーシー』をリリースされましたが、この作品に続く次のプロジェクトには既に取り掛かっているのでしょうか?

セリーナ:実は次のEPはもうほとんど完成していて、そのE Pも含めて、たくさんの楽曲をリリースしていく予定です! 楽曲のリリースやミュージックビデオの公開を楽しみにしていますし、来年はもっと世界の色々な場所に行くことになると思います。

フロントロウ編集部:先ほど、I Don’t Like Mondays.さんに『ONE PIECE』の主題歌について伺いましたが、世界的な作品というところでは、セリーナさんもMCU映画『エターナルズ』のサウンドトラックに「Nach Mera Hero」を提供されました。このときの反響はどうでしたか?

セリーナ:多くの反響がありましたね。流れたシーンは、ボリウッドのようなあの楽曲にマッチしていたと思いますし、すごく楽しく制作した曲です。あのような経験ができたことにとても感謝しています。プレミアに出席してアンジェリーナ・ジョリーやサルマ・ハエック、クロエ・ジャオ監督のような方々に会えたことは、マーベルの大ファンとして夢のような体験でした。

フロントロウ編集部:アジア系のヒーローも登場する『エターナルズ』に楽曲を提供されたこともそうだと思うのですが、活動していく上で、ご自身のインド系のルーツは普段から強く意識されていますか?

セリーナ:もちろん。父親がインド系なので、幼い頃はボリウッド映画を観て育ちましたし、そのことがきっかけで、歌やダンスをしたいと思うようになりました。自分の活動にもそうしたルーツからのインスピレーションを加えたいと思っていますし、そういうルーツを体現するような欧米のアーティストになりたいと思っています。欧米のシーンには、インド系のそういう人たちがあまり多くないと思うので。

フロントロウ編集部:I Don’t Like Mondays.さんにもぜひ同様の質問を訊きたいのですが、皆さんのルーツには洋楽もあると思うのですが、海外でも活動されている中で、“日本出身のバンド”として大事にされていることなどはありますか?

YU:日本だけで活動しているときは、僕らの意識としても、「日本の中だけの音楽で収まりたくない」っていう気持ちがすごく強かったんですけど、海外で活動するようになってからは、例えば僕らがフレーズを思いついたときに、「これは洋楽っぽいな」とか、「邦楽っぽいな」っていうことを意識する必要がないなって思うようになりました。もっと単純に、“自分たちが楽しめるかどうか”、“自分たちが良いと思えるか”というところに重きを置くようになりました。形式とかジャンルとか、洋楽っぽい邦楽っぽいみたいなところの、自分たちの中での垣根が壊れたなっていう感覚があります。

SHUKI:洋楽のアーティストの方たちって、日本の音楽から影響を受けることが少ないと思うんですけど、逆に僕らって世界中の音楽から制限なしに影響を受けているので、それを良い部分として自分たちなりに消化したら、自分たちがそういう(日本の音楽を紹介する)役割を担えるんじゃないかなって思っています。

画像2: 海外でのライブと日本でのライブの違い

セリーナ:それでいうと、日本のカルチャーや芸術からの影響を受けているアーティストは多いんじゃないかなって私は思います! 日本から受けた影響を自分たちのイメージに組み込んでいる人たちは多いはず。例えば日本のメイクや服装とかを取り入れているアーティストは多いような気がします。それから日本のアニメなんて、欧米のどの国にも大きな影響を与えていると思いますし。日本のカルチャーが好きな人はたくさんいると思います!

フロントロウ編集部:セリーナさんご自身は、日本のカルチャーから影響を受けた部分はありますか?

セリーナ:ファッションですね。日本の方々のファッションはすごくメッセージ性が込められていると思っていて、私は大好きです。なので、ファッションはもちろんですし、私は日本のカルチャーそのものが大好きなので、全体的に影響を受けていますよ!

フロントロウ編集部:最後に読者へのメッセージをお願いします。

YU:来年は10周年なので、今までやれなかった活動をもっとやっていきたいと思っています。楽曲提供みたいな活動も来年はしていきたいですね。あと、まだ僕らのライブを生で感じたことないっていう読者の方もいらっしゃると思うので、ぜひ生で僕らの曲を身体で感じに来てほしいですね。僕らって、曲を作って出すんですけど、その曲を聴くだけだと、たぶん半分くらいしか楽しめなくて(笑)。どうせならライブに来て100%楽しんでもらいたいなと思うので、ぜひ会いに来てもらいたいなって思います。僕らもできる限り皆さんのいる場所に会いに行けるようにするので!

セリーナ:皆からの愛やサポートに感謝しています! 東京でパフォーマンスできたこともそうだし、こうやってI Don’t Like Mondays.の皆さんに会えたことも嬉しく思っています。すごく素敵な滞在になりました。もっと日本のカルチャーを体感したいと思っていますし、また帰って来れたら嬉しいです!


<リリース情報>

I Don't Like Mondays.
シングル「What's going on? feat. Celina Sharma」
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画像3: 海外でのライブと日本でのライブの違い

5thフルアルバム『RUNWAY』
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画像4: 海外でのライブと日本でのライブの違い

セリーナ・シャーマ
デビューEP『シーシー』
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画像5: 海外でのライブと日本でのライブの違い

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