映画『ロッキー』シリーズでアポロ・クリードを演じたカール・ウェザースが亡くなった。訃報を受けて、シルヴェスター・スタローンら元共演者がSNSに追悼のメッセージを投稿した。(フロントロウ編集部)

シルヴェスター・スタローンが盟友を追悼

 映画『ロッキー』シリーズのアポロ・クリード役や、最近では『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフドラマ『マンダロリアン』のグリーフ・カルガ役で知られるカール・ウェザースが亡くなった。享年76。カールの家族は現地時間2月1日に声明を出し、「(カールは)眠っているときに安らかに息を引き取りました」と述べた。

 訃報を受けて、『ロッキー』シリーズでアポロのライバルで主人公のロッキー・バルボアを演じたシルヴェスター・スタローンは、「カール・ウェザースと出会った日から、私の人生は永遠に好転しました。彼は魔法のような存在で、私は幸運にも彼の人生に関わることができました。力とともに眠れ。そして、パンチを打ち出し続けろ」というキャプションを添えて1本の動画をインスタグラムに投稿。

 さらに、動画の中で以下のように語った。

 「皆さん、こんにちは。今日は私にとって信じられないほど悲しい日です。カール・ウェザースは私の人生にとって不可欠な存在であり、彼がそのすべてを語っています。彼にとてつもない称賛を贈ります。なぜなら、彼があの部屋に入ってきて、彼を初めて見たとき、私は偉大さを目の当たりにしたが、(当時は)その偉大さに気づいていませんでした。彼がいなければ、『ロッキー』で成し遂げたことは決してできませんでした。彼は本当に素晴らしかったです。彼の声、体格、パワー、運動能力、そしてもっと重要なのは彼の心、魂です。彼は魔法のようで、私は彼の人生の一部になれたことをとても幸運に思っています。だから、アポロ、パンチを打ち続けてください」

 ちなみに、シルヴェスターのほかに、映画『ロッキー/炎の友情』でイワン・ドラゴを演じたドルフ・ラングレンも、「今朝、このニュースを聞いて悲しくなりました。世界と同じように、カールがいなことを寂しく思うでしょう。彼は素晴らしい俳優であり、優れたアスリートであり、良き友人でもありました。仕事でもプライベートでも、カールとのたくさんの特別な思い出を大切にしています。アポロ・クリードのように、彼にはいつも笑顔をもたらす特別な魅力がありました」とインスタグラムを通じてカールの死を惜しんだ。

 また、『ロッキー』シリーズの新章映画『クリード』シリーズで亡きアポロの息子アドニスを演じたマイケル・B・ジョーダンもインスタグラムにカールの写真を投稿し、「私たちはレジェンドを失いました」と追悼した。

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