ジャスティン・ビーバーのデビュー秘話を恩師が明かす
先日開催されたスーパーボウルのハーフタイムショーでヘッドライナーを務めたアッシャーが、デビュー前のジャスティン・ビーバーをめぐってジャスティン・ティンバーレイクと争ったときのことを米Peopleのインタビューで振り返った。
「ゲームの頂点に立つと、いくつかの最高のものがあなたに与えられます。ジャスティン・ビーバーと(マネージャーの)スクーター・ブラウンを紹介されたのは、アルバム『Confessions(原題)』をリリースした直後だったと思います。私たちは友情を築きました。それが永遠に続くパートナーシップを生み出すのは明らかです。そして、それは私とジャスティン・ティンバーレイクの間のちょっとした争奪戦でもありました」
続けて、アッシャーは、ジャスティン(・ビーバー)が必要としているものを完全に理解していたわけではないと認めながらも、「『君がどのプロデューサーから利益を得られるのかを私が理解できるかどうか定かではない。でも、ひとつ言えるのは、私の情熱を君に捧げ、私が提供できるものをすべて提供するつもりだということだ』という感じでした」と、ジャスティンのためにベストを尽くす決意はできていたと語った。そして、スクーターに「彼が抵抗できないようなオファーを提示した」という。
ちなみに、その後、スクーターはジャスティンのマネージャーとして公私にわたって彼を支えることになるが、アッシャーによると、自身のレーベルと契約を結んだ時点でスクーターが自分のことを専任のマネージャーだと考えているかどうかはわからなかったそうで、「あなたならできる」、「あなたがマネージャーだ。あなたは(新しい)アーティストを発掘するだけの人間じゃない。あなたはただ自分のことを信じてくれる人を必要としているだけで、私はあなたのことを信じている。私があなたのサポートをする」と説得したことを明かしている。