米ユニバの人気アトラクションで事故が起きる
現地時間4月20日、アメリカのロサンゼルスにあるユニバーサル・スタジオ・ハリウッドの人気アトラクションで衝突事故が発生し、15人が負傷したと米Peopleが伝えた。
事故が起きたのは、トラムと呼ばれる乗り物に乗ってスタジオ内を見学するライド型アトラクション「スタジオツアー」。ロサンゼルス郡消防局(LAFD)によると、レスキュー隊が現場で15人が負傷しているのを発見したそうで、事故が発生した経緯について、カリフォルニア州のハイウェイ・パトロール(CHP)は、「トラムの最後尾の車両が車道右側の金属製ガードレールに衝突し、車体が傾いて複数の人が投げ出された」と報告している。また、事故の詳しい原因についてはまだ調査中だが、CHPは薬物などが原因の事故ではないことを確認したという。
ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドの広報担当者はPeopleへの声明で、「今夜、テーマパークでトラムの事故があり、複数の軽傷者が出たことがロサンゼルス郡消防局によって確認されました」と事故が起きたことを認めると同時に、「ルートを変更してスタジオツアーの運営を再開し、業務と安全に関するプロトコルを強化しています」とアトラクションの安全管理を強化すると述べた。なお、1人が重傷だという報道もあったが、広報担当者は「当局の報告書によれば、負傷者が軽傷であったことに感謝します」と否定している。
ちなみに、エンタメの聖地ロサンゼルスにあるユニバーサル・スタジオ・ハリウッドは、テーマパークだけでなく、映画やテレビドラマなどの撮影が行われている本物のスタジオが隣接していることから、“正真正銘のユニバーサル・スタジオ”とも言われる。「スタジオツアー」では、実際に使用されているスタジオの横をトラムで通るため、「今、このスタジオでは新作映画『〇〇〇〇』を撮影しています」といったアナウンスが流れることもめずらしくなく、過去にはスタジオにやってきたハリウッドスターと遭遇するというラッキーな体験をしたゲストもいる。