アン・ハサウェイが若い頃のストレスについて語る
『プリティ・プリンセス』や『プラダを着た悪魔』などの代表作で知られるアン・ハサウェイが、キャリアの初期に「慢性的なストレスを抱えた若い女性」を演じたのは、実生活でも「本当にストレスを抱えた若い女性」だったからだと、米The New York Timesのポッドキャスト『The Interviews(原題)』で語った。
アンは、「私は本当にストレスのたまった若い女性でした。私はかつて慢性的なストレスを抱えていた若い女性で、それがさまざまな問題につながっていました。ある日、『あなたはこれを当たり前だと思っている。自分の人生を当たり前だと思っている』と思ったのを覚えています」と言うと、「(人生何が起きるか)誰にもわかりません。空から何かが落ちてきて、それがあなたの命を奪うかもしれません。だから、古い本能が湧き上がってくるのを感じたら、『ストレスで死ぬことはない』と自分に言い聞かせています」と続けた。
また、ストレスの原因を聞かれると、「(当時)私はまだ呼吸の仕方を知りませんでした。それは本当に複雑でした。呼吸の仕方がわからないのは本当に厄介でした」とはっきりした原因はわからないとしたうえで、ハリウッドで活躍する若手俳優としての人生の「すべて」にストレスを感じていた時期があり、「ただ、頭の中でたくさんのことについて考えていました。多分、それが一番簡単な言い方だと思います」と付け加えた。
ちなみに、年齢を重ねるにつれてリラックスすることを学んだというアンは、具体的な内容には触れなかったが、自分に厳しくすることは、人生においてより多くのことを達成する助けにはならないと気づいたとき、頭の中に「光が灯った」と明かしている。