スクーター・ブラウンがマネジメント業から引退
ジャスティン・ビーバーが13歳の頃にYouTubeで彼を発掘し、スーパースターへの道へと導いたマネージャーのスクーター・ブラウン。ジャスティン以外にも、アリアナ・グランデやデミ・ロヴァート、カーリー・レイ・ジェプセン、イディナ・メンゼル、ザ・キッド・ラロイなど数々のアーティストのマネジメントを担当してきた。
そんなスクーターが、23年に及ぶマネジメント業に幕を閉じることを自身のインスタグラムで発表した。
スクーターはこれまで関わってきたアーティストとの写真をインスタグラムに投稿。そして「私は世界がこれまでに見たことのないような並外れた才能を持つ人々を目撃し、その度に参加しながら、『フォレスト・ガンプ』のような人生を送ることができ幸運でした。私はいつも自分自身をつねり、『どうやってここまで来たのだろう』と自問しています。そして、23年を経て、音楽マネージャーとしてのこの章は終わりを迎えます」とマネージャー業から退く胸を明かした。
そしてスクーターは「子どもたちが大きくなり、私の私生活が打撃を受けるにつれ、子どもたちは私が失いたくない3人のスーパースターだということに気付きました」とも話した。
スクーターはマネージャー業を退くも、BTSなどが所属するHYBEアメリカのCEOの業務は継続するという。
ちなみにここ数年はスクーターが2019年にはテイラー・スウィフトが2006年のデビューアルバム『テイラー・スウィフト』から2017年の『レピュテーション』までにリリースした計6アルバムの原盤権を手にし、それをシャムロック・ホールディングスに約325億円(300万ドル)で売却したり、多くのアーティストがスクーターのマネジメント会社であるSB Projectsから離脱したりしていた。