シンガーのエド・シーランが、うつ病を治す薬は存在しないと話した。(フロントロウ編集部)

エド・シーランがTime100に選出される

 4月4日にペルシャ音楽に影響を受けた新曲「Azizam」をリリースし、今年中にニューアルバム『Play』をリリースするおとを宣言しているエド・シーランは、コーチェラ・フェスティバルの2週目にFKAツイッグスの代打として出演する。

画像: エド・シーランがTime100に選出される

 そんなエドはアメリカのTime誌が最も影響力のある人100人を選んだTime100に選出された。

 そこでエドはうつ病について話した。これまでヒット曲を連発させ順風満帆だと思われていたてエドだが、2022年に第2子妊娠中の妻チェリー・シーボーンに腫瘍があることが分かり、親友であるジャマールの死という辛い経験を1ヵ月のうちに経験。さらにそれを追うように大ヒット曲「Shape of You」の盗作を巡る裁判が起こされ、法廷審問があったため祖母の葬儀に出席できなかったなど、厳しい時間を過ごすことに。

 その後エドはセラピーを受け、運動をするなどして回復するも、その中で学んだことがあるという。それはうつ病には魔法の薬はないということ。エドはTimeのインタビューで「うつ病について学んだことの一つは、魔法の薬を飲めば突然消えるわけではないということです」とコメントし、「人生には調子が良い時期もあれば、そうでない時期もある。年々痛みは和らいでいきますが、悲しみを感じることを常に受け 入れてください。箱に入れて閉じ込めたりしないで」と語った。

 エドは以前落ち込んだ時に薬物やアルコールに頼らないように、妻のチェリーや子どもたちが助けてくれたということも話しており、周りの人のお陰で回復ができたようで、その中で大先輩であるエルトン・ジョンからもアドバイスをもらったと明かしていた。

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