韓国コスメがアメリカ向け輸出で首位に——支持される理由とは


いま世界の美容市場で、韓国コスメの存在感がますます高まっている。2025年にはアメリカ向け化粧品輸出でフランスを上回り話題に。支持を集める理由とは。(フロントロウ編集部)
アメリカ向け輸出でフランスを上回る
米AP通信などによると、韓国の化粧品産業は2025年に世界全体で約114億3,000万ドル(約1兆7,000億円)を輸出し、過去最高を記録した。
なかでも象徴的なのが、長年“美容大国”の代名詞だったフランスを抜き、アメリカ向け化粧品輸出で韓国が1位に立ったことだ。K-popやK-ドラマの世界的ヒットで韓国カルチャーへの関心が高まったことも、コスメ人気を後押ししているとみられている。
手の届く価格と、革新的な成分・処方
では、なぜ消費者は韓国コスメを選ぶのか。美容系メディアNextGenによると、大きな魅力は手の届きやすい価格と、革新的な処方にある。スネイルムチンやPDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)といった話題の成分をいち早く取り入れ、うるおいやハリ感を求める声に応えてきた。“高くなくても、しっかり手をかけられる”、そのコストパフォーマンスの高さが、世界中の美容ファンの心をつかんでいる。
「グラス・スキン」から「ブルーム・スキン」へ
Kビューティーはトレンドを生み出す発信力も大きい。つやつやと透き通るような「グラス・スキン」を世界的に流行させたのもK-beautyだ。そして2026年は、K-beautyの次なる潮流として「ブルーム・スキン」が注目されているという。
豪Refinery29の取材に対し、フェイシャル専門家のエイプリル・ブロディは、「グラス・スキン」が長くトレンドとなってきた一方で、2026年は「ブルーム・スキン」を目指すべきだとコメント。これは、鏡のような強いツヤ感を追求するのではなく、肌の色ムラが少なく、健やかでうるおいに満ちた自然な美しさを目指す考え方だ。
次々と新しい美容トレンドを提案し続ける発信力も、K-beautyが世界で支持される理由のひとつと言えそうだ。












