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藤井風が歌っていたのは、彼の曲だった。エルミーン日本盤の「13曲目」

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藤井風が歌っていたのは、彼の曲だった。エルミーン日本盤の「13曲目」
photo credit: Andres Castillo

UKのシンガーソングライター、エルミーンのデビュー・アルバム日本盤『サウンズ・フォー・サムワン』が、7月31日に発売された。日本盤にだけ13曲目があり、そこに立っているのが藤井風だ。8月14日にはタワーレコード渋谷店でのトークセッション&サイン会も決まっている。(フロントロウ編集部)

エルミーンのアーティスト写真
photo credit: Andres Castillo

12曲で終わらなかったデビュー作

ユニバーサル ミュージックの発表によると、3月に届いたエルミーンのデビュー・アルバム『sounds for someone』は12曲入りだった。今回の日本盤『サウンズ・フォー・サムワン』は、そこにボーナス・トラックとして「Comets + Gold with Fujii Kaze」が加わり、全13曲になっている。

封入されるのは、その「Comets + Gold」のMV撮影で撮られたメイキング写真を使った8ページのスペシャル・ブックレット。歌詞・対訳・解説も付く。品番はUICP-1218、価格は3,300円(税込)で、商品の詳細はユニバーサル ミュージックの特設ページにまとまっている。

エルミーン『サウンズ・フォー・サムワン』ジャケット写真
画像提供:ユニバーサル ミュージック

始まりは、藤井風がアップした1本のカバー動画

この共作が生まれた経緯が、少し変わっている。藤井風がエルミーンの楽曲「Someday」を歌ったカバー動画をYouTubeに投稿したことが、そもそもの発端だった。それを知ったエルミーンが日本を訪れ、藤井風のもとを訪ねる。数日間をともに過ごし、互いを知りながら曲を書いていくなかで完成したのが「Comets + Gold」だった。

6月に発表されたこの曲は、J-WAVEの「TOKIO HOT 100」チャートで5位まで上がっている。カバーする側とされる側という関係から始まって、日本盤の13曲目という形で残った1曲ということになる。

ルイ・ヴィトンのランウェイから、ブリクストン・アカデミーへ

エルミーンは、イギリス・オクスフォード出身のスーダン系24歳。名前が広く知られるきっかけは、2021年にヴァージル・アブローが手がけた最後のルイ・ヴィトンのショーで、彼の楽曲「Golden」が使われたことだった。

2023年に『El-Mean』と『Marking My Time』でブレイクすると、2024年10月のEP『Anyway I CAN』、同年12月にはスーダンへのラブレターと本人が位置づける『For The Deported』、2025年9月にはミックステープ『Heat The Streets』と作品を重ねてきた。2024年にはSound of 2024、MTV PUSH UK、NME100などに軒並み選出され、2025年にはブリット・アワードの「ライジングスター」部門にノミネートされている。

昨年は5,000人を収容するロンドンのブリクストン・アカデミーで自身最大規模の公演を完売させ、スティーヴィー・ワンダーのサポートアクトも務めた。ネオソウルの新星という肩書きが、この数年でずいぶん重くなった。

8月14日、渋谷で初めて会える

日本盤の発売を記念して、8月14日にタワーレコード渋谷店で初のトークセッション&サイン会が開催される。7月31日から同店で本商品を購入した人に、先着でイベント参加券が配られる。エルミーン本人に会える初めての機会で、イベントの詳細も公式サイトで公開されている

そして8月には、SUMMER SONIC 2026で初の来日パフォーマンスが控えている。藤井風とのあの1曲が日本でどう鳴るのか、確かめられる夏になりそうだ。

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