グラミー賞に2度ノミネートされたKATSEYE(キャッツアイ)が、米ビルボードの「21 Under 21」に2年続けて選ばれた。発表と同じ7月31日、5人はアイオワの野外フェスで、初めてヘッドライナーとしてステージに立っていた。(フロントロウ編集部)
「21歳以下の21組」に、2年続けて
「Animal」がチャートで自己最高の初動を記録したのは、7月末のことだった。その勢いが一過性ではないことを、米ビルボードが裏づけた。
同誌は現地時間7月31日、公式サイトで2026年版の「21 Under 21」を発表。音楽業界で最も革新的かつ影響力のある21歳以下のアーティスト21組を選ぶ毎年恒例の企画で、KATSEYEの名前は昨年に続いて2年連続で並んだ。
米ビルボードによると、選考で見られるのは、アルバムや楽曲の売上、ストリーミングの規模、SNSでの露出、ラジオやテレビでのリーチ。そこに音楽業界への影響力と成長性が加わる。ビルボードはKATSEYEについて、世界的な音楽フェスへの相次ぐ出演やグラミー賞2部門へのノミネートを挙げ、デビュー以来もっとも大きな飛躍を遂げた1年だったと評した。
実績を並べると、その評価には裏がある。2025年6月に出た2作目のEP『BEAUTIFUL CHAOS』は全米アルバム・チャート「Billboard 200」で最高4位を記録し、いまも56週連続でチャートインを続けている。全米シングル・チャート「Hot 100」には「Gnarly」「Gabriela」「Internet Girl」「PINKY UP」の4曲が入った。2月の第68回グラミー賞では年間最優秀新人賞と最優秀ポップ・パフォーマンス(デュオ/グループ)の2部門にノミネートされ、5月のアメリカン・ミュージック・アワード2026では3部門を受賞している。
7月24日に出た「Animal」も伸び続けている。Spotifyの「Weekly Top Songs Global」(7月24日〜30日集計)で9位、同全米チャートでは8位に初登場し、いずれも自己最高位を更新した。全英シングル・チャート「Official Singles Chart Top 100」でも、今週16位に入っている。

同じ日、アイオワの野外で56分
選出が発表された7月31日、KATSEYEは米アイオワ州で開かれた「Hinterland Music Festival」の初日にヘッドライナーとして登場していた。約56分、全14曲。集まった数万人の観客を前にしたステージだった。
5人はこれまでもコーチェラ、ロラパルーザ、ガバナーズ・ボールといった大型フェスに出演してきたが、その規模のフェスでヘッドライナーを務めるのは今回が初めて。出演者のひとりから、その日の顔になった格好だ。
9月からは、UK、ヨーロッパ、北米を回るアリーナ・ツアー「THE WILDWORLD TOUR」が始まる。10カ国・全27公演は早々に完売し、追加された4公演もすぐに売り切れた。
米ビルボードのインタビューで、DANIELA(ダニエラ)は「すべてが目まぐるしい速さで進んでいくなかでも」自分たちが愛するものに忠実でいたいと話している。ここまでの歩みを実現させてきた覚悟について、LARA(ララ)はこう語った。「心の底から、全身全霊で本当に望んでいなければ、成功することはできません」
8月はさらに動く。初の映画作品『KATSEYE: WILD HEARTS』が世界各国の映画館で8月12日と15日に公開され、日本でも上映される。そして全5曲のトラックリストが明かされた3作目のEP『WILD』が、8月14日にリリースされる。

















