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エリー・ゴールディング、新曲の共作者をTikTokで見つけていた

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BY FRONTROW Editorial Dept.
エリー・ゴールディング、新曲の共作者をTikTokで見つけていた
画像提供:ユニバーサル ミュージック

英シンガー・ソングライターのエリー・ゴールディングが、約3年ぶりとなる新作アルバムから新曲「4 Seasons」を配信リリースした。初披露の舞台は英国の人気音楽番組。そして曲をともに作り上げた相手には、彼女がTikTok経由でたどり着いていた。(フロントロウ編集部)

恋に落ちる、その最初の瞬間を歌う

エリー・ゴールディングのニュー・シングル「4 Seasons」(邦題「フォー・シーズンズ」)が、8月3日までに配信でリリースされた。9月4日に発売される6作目のスタジオ・アルバム『I Know Too Much』に収められる一曲だ。

これまでの彼女の楽曲を知る人ほど、鳴り出した瞬間に「静かだ」と感じるかもしれない。アコースティックギターの温もりと、壮大に広がるアンビエントなサウンドが溶け合う。エレクトロ・ポップの旗手として鳴らしてきた歌手が、そのぶん傷つきやすい一面をさらけ出している。描かれているのは、恋に落ちる最初の、高揚感にあふれた瞬間だという。

この曲がお披露目されたのは、英国の人気音楽番組『Later… With Jools Holland』。生演奏でアーティストの実力がそのまま出る番組で、その模様はYouTubeでも公開された。

一通のコンタクトから、数年がかりの一枚へ

「4 Seasons」を共作・共同プロデュースしたのは、ジャック・ロション。ビヨンセの制作に携わってきたことで知られる作り手で、アルバム『I Know Too Much』のエグゼクティブ・プロデューサーも務めている。

興味深いのは、その出会い方だ。ユニバーサル ミュージックの発表によると、ロションに最初にコンタクトを取ったのはエリー本人で、しかも使ったのはTikTokだった。そこから数年をかけて、二人はアルバムを一枚まるごと組み上げていった。作詞・作曲はエリー自身が手がけ、プロデュースをロションが担う。長い時間をかけた分業が、そのまま作品の骨格になっている。

アルバムのタイトルは「私たちは“知りすぎてしまう”こともあるのかもしれない」という発想から生まれたもの。6月に届いた先行シングル「Black Prada Dress」では、彼女が長く抱えてきた内なる不安と正面から向き合っていた。内側を掘り下げた前哨戦のあとに、恋の入り口を描いた「4 Seasons」が置かれた形になる。

エリー・ゴールディングのアルバム『I Know Too Much』ジャケット写真
画像提供:ユニバーサル ミュージック

アデルと並ぶ記録を持つ歌手の、次の一手

新作を待つ土台は、数字にもはっきり表れている。エリー・ゴールディングはこれまでに世界累計550億回以上のストリーミング再生を記録し、アルバムの売上は4,400万枚以上。世界で最もストリーミングされている英国の女性アーティストのトップ5に入る。

記録の並びも際立っている。英国の女性アーティストとして最多の全英1位アルバム獲得数はアデルと並ぶタイ記録で、英国のソロ女性アーティストとしては史上最多のUKシングル・チャート入りも果たしてきた。ヒットを一発当てた歌手ではなく、10年以上チャートに居続けてきた歌手なのだ。

その彼女が、今度はTikTokで見つけた相棒と組み、時間をかけて作った一枚を9月4日に差し出す。「4 Seasons」は、その中身をのぞく最初の窓になる。

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