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小栗旬の“史上最悪の刑事”に、Adoの声。三池崇史は「絶望的に美しい」

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小栗旬の“史上最悪の刑事”に、Adoの声。三池崇史は「絶望的に美しい」
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三池崇史監督とハリウッドのスタジオNEONが組んだ『バッド・ルーテナント:トウキョウ』の本予告が解禁された。日本公開は10月23日(金)。北米より先に日本で封切られる作品の主題歌に選ばれたのは、Adoの「Raven Sky」だった。(フロントロウ編集部)

世界初上映はトロント、でも公開はまず日本から

第51回トロント国際映画祭で世界初上映されることが決まったと伝えてから、2週間あまり。今度は日本での公開日と主題歌が、同時に発表された。

配給のソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの発表によると、『バッド・ルーテナント:トウキョウ』は2026年10月23日(金)より日本で全国公開される。北米配給を手がけるのは『パラサイト 半地下の家族』『ANORA アノーラ』のNEON。つまりこの作品は、世界に先駆けて日本の観客が最初に劇場で見ることになる。ハリウッドと日本の共同プロジェクトとしては、なかなか珍しい順番だ。

タイトルにある「ルーテナント(Lieutenant)」は、警察や軍隊での「警部補」「中尉」を指す言葉。つまり邦題を直訳すれば「最悪の警部補:東京」ということになる。

「共に海外で戦えるアーティスト」だから、Adoだった

解禁された本予告に流れているのが、Adoの新曲「Raven Sky」だ。Adoは2020年のメジャーデビュー曲「うっせぇわ」で、当時ソロアーティストとして歴代最年少のストリーミング1億回到達を記録。2022年には米名門レーベルのゲフィン・レコードと契約し、2025年には世界30都市以上をまわる、日本のアーティストとして最大規模のグローバルツアーを成功させている。

起用の理由について、プロデューサーの北島直明はこう説明している。「北米公開が大前提にある作品なので『共に海外で戦えるアーティスト』ということで、アメリカチームとも満場一致でAdoさんにオファーさせてもらいました」。日本のヒットメーカーだから、ではなく、北米で並んで立てるかどうかで選ばれたということだ。

楽曲制作には、作曲家の宅見将典が参加している。宅見は2023年の第65回グラミー賞で、ソロアルバム『SAKURA』(Masa Takumi名義)が最優秀グローバルミュージックアルバムを受賞。日本人としてこの部門で初めての受賞だった。

仕上がった「Raven Sky」について、三池監督は「絶望的に美しい」と評している。予告のなかで暴力と血の匂いが充満する画に、その言葉どおりの声が重なる。

『バッド・ルーテナント:トウキョウ』本ポスタービジュアル
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カラスの舞う屋上と、来日したFBI捜査官

小栗旬が演じる主人公・矢吹は、裏社会に精通し、ドラッグとギャンブルに溺れ、ヤクザから命を狙われ、相棒殺しのウワサまで立っている刑事だ。毎日借金取りに追い立てられている、その最中に、ヤクザを狙った連続猟奇殺人事件が起きる。無数のカラスが舞う屋上には、肉片の塊が儀式のように並べられていた。

犯人を追ううちに矢吹がバディを組むことになるのが、リリー・ジェームズ演じるFBI捜査官のグエン。日本で行方不明になった次期大統領の娘を捜すために来日した人物だ。猟奇殺人と失踪、無関係に見えたふたつの事件が街の深層でつながっていく——というのが本作の筋書きになる。

小栗にとって三池監督との仕事は『クローズZERO』以来。リリー・ジェームズは『シンデレラ』『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』で知られる英国の女優で、今回はそのイメージから遠い役どころに立つ。ほかに間宮祥太朗、野村周平、西野七瀬、向里祐香、岩田剛典、渡邊圭祐、中野英雄、村上淳、國村隼、そして特別出演の舘ひろしが名を連ね、アメリカ女子プロレス界のトップスターであるリヴ・モーガンも参戦している。映倫区分はPG-12。

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