ビリー・アイリッシュが映画初主演作『ザ・ベル・ジャー』(原題:The Bell Jar)の撮影現場でキャッチされた写真が公開され、1950年代スタイルに変身した姿が初めて明らかになった。(フロントロウ編集部)
茶髪×パールピアスで「エスター」に変身
米WorldofReelによると、カナダ・トロントで進行中の映画『ザ・ベル・ジャー』の撮影現場で、主演を務めるビリー・アイリッシュの姿が初めてカメラにとらえられた。
公開された写真のビリーは、グリーンやブロンドのトレードマーク的なヘアカラーを離れ、オーバーンブラウンの髪を耳あたりでセット。パールのイヤリングをつけ、1950年代らしい清楚な衣装に身を包んでいる。役に徹した姿は、音楽アーティストとしての彼女のイメージからは想像できないほどの変貌ぶりだ。

ビリーが演じるのは、物語の主人公エスター・グリーンウッド。才知と感受性を持ちながら、精神的な苦悩に深く追い詰められていく若い女性だ。ケアリー・マリガンがエスターの母親グリーンウッド夫人を、コナー・ストーリーが恋人バディ・ウィラードを演じる。

「女性の苦悩」を描き続けてきた監督との出会い
メガホンをとるのは、サラ・ポーリー監督。カナダ出身の映画監督・脚本家で、2022年の映画『ウーマン・トーキング 私たちの選択』でアカデミー賞脚色賞を受賞した実力派だ。コミュニティの中で長年に渡って性的暴力を受け続けてきた女性たちの姿を、あくまで女性の目線で丁寧に描いた同作は、世界的な評価を受けた。女性の内面と選択を深く掘り下げる作風が、今作の原作テーマとも重なっている。
映画の原作は、詩人シルビア・プラスが1963年にヴィクトリア・ルーカスという筆名で発表した自伝的小説『ベル・ジャー』。鐘型のガラスケース(ベル・ジャー)の中に閉じ込められたような息苦しさとして描かれる精神的な苦悩を、主人公エスターの視点からリアルに綴った作品で、今もアメリカ文学の金字塔として読み継がれている。配給はフォーカス・フィーチャーズが担い、公開は2027年を予定している。
ビリー・アイリッシュにとって初の映画主演

グラミー賞を8度受賞し、007シリーズの主題歌「ノー・タイム・トゥ・ダイ」でアカデミー賞主題歌賞も手にしたビリー・アイリッシュにとって、今作が映画初主演となる。音楽の世界ですでに確固たる地位を築いた彼女が、俳優としてどんな姿を見せるのか。現場写真で一足早く垣間見える変身の様子は、公開前から映画ファンの期待を高めている。
















