2017年の年越しあたりから、トップモデルのジジ・ハディッドの姿がインスタグラムで見られなくなるという。2,600万人以上のフォロワーを誇る彼女に一体何があったのか?
インスタグラムのフォロワー2,600万人超
フォロワー数が2,600万人を超えているジジのインスタグラムは、世界で40番目に人気のアカウント。
ジジのインスタグラムは、新しい広告などモデル中の写真から、彼氏である元ワン・ダイレクションのゼイン・マリクとの写真や、妹であるベラ・ハディッドとの写真など、プライベートものぞける、ファンには大人気のアカウントとなっている。
そんなジジのインスタグラムがが、年越し頃から見られなくなるという。一体なぜ?
デジタル・デトックスをしたい
ジジがインスタグラムからいなくなる理由は、スマホやSNSから距離を置いて心のデトックス(解毒)をおこなう「デジタル・デトックス」をしたいから。
友人であるモデルのケンダル・ジェナーやシンガーのセレーナ・ゴメスも最近デジタル・デトックスをおこなっており、デジタル・デトックスはスマホ疲れしている人が多いセレブ界でブレイク中のトレンドなのだ。
ケンダルはインスタグラムを2016年11月に1週間ほど閉鎖。2016年に体調不良で約3ヵ月活動を休止していたセレーナは休養中に一切スマホを触らなかったことを明かしている。その他にもモデルのカーリー・クロスや女優のシェイリーン・ウッドリーなど多くのセレブがデジタル・デトックスを取り入れている。
ジジはデジタル・デトックスをおこなうことを決めた理由を、12月7日にニューヨークで催されたリーボックのイベント「パーフェクト・ネバー(Perfect Never)」でこう語った。
「ニューイヤーあたりに(SNSから)1ヵ月休みを取るわ。アカウントは消さない。スマホからアプリを削除するだけよ。これはスポットライトの中で生きる人間にとってもそうでない人間にとっても、力をみなぎらせる行為だと思うの。
もちろんアカウントに投稿される写真は私が選んだ写真よ。でも今の世の中は他人の生活を知る権利があると思っている人が多すぎるの。クレイジーなくらいにね。
私は自分が休息が必要だと思った時に(SNSからの)休暇を取るわ。戻ってきてそれを明かした時にそれでも私を応援してフォローし続けてくれるなら最高。でも私が1ヵ月だけ人間本来の生活をしたいと思うことに気分を害するなら、もともとそんな人にはフォローしてほしくないわ」
―ジジ
世界中の人とつながれるSNSは楽しいツールではあるものの、写真が良く見えるように気をつかったり、フォロワーの反応が気になってしまったり、気苦労が多いのも事実。
若手セレブの間で広がりを見せているデジタル・デトックスは、今後、一般世間でも広がっていく予感がする。
Text & Photo: フロントロウ編集部(FRONTROW)/ Sonia Kim、スプラッシュ/アフロ、ニューコム、Instagram/Gigi Hadid