9月に発表された「最も稼ぐ女優」、「最も稼ぐ俳優」、「最も稼ぐモデル」に続き、今週、米経済誌Forbesが選ぶ2016年版「最も稼いだ女性ミュージシャン」ランキングが発表に。
今年大活躍した、あなたのお気に入りの歌姫たちは一体何位にランクインしている? 10位から1位までを一気にカウントダウン!
10位
セリーヌ・ディオン 27.8億円
今年に入り、最愛の夫でマネージャーだったレネ・アンジェリルと兄を立て続けに亡くすという不幸に見舞われながらも、新アルバム「アンコール・アン・ソワール」をリリースし、精力的に活動したベテラン歌姫のセリーヌ。昨年8月から復帰した米ラスベガスのシーザーズ・パレスでの常設公演の収益もランクインに貢献。
9位
シャナイア・トゥエイン 28億円
カナダ出身のシンガー・ソングライターのシャナイアが根強い人気を見せて、今年のカントリー・ミュージック界のトップに。彼女の場合もセリーヌと同じく、ラスベガスでの常設公演の収益が大きかった。
8位
ブリトニー・スピアーズ 31億円
2年間で36億円という高額ギャラでラスベガスのプラネット・ハリウッド・リゾート&カジノ・ホテルでの常設公演契約をゲットしたブリトニー。さらに、今年、コスメブランドElizabeth Ardenとのコラボでリリースした自身20作目となるプロデュース香水や、スマホゲームの売り上げもプラスに。
7位
ジェニファー・ロペス 40億円
昨年も29億円を稼ぎ出して同ランキングの7位にランクインしていたジェニファーが、今年は11億円アップして同順位に。彼女もラスベガスでの常設公演を行ったほか、コスメブランドL’OrealとのCM契約や香水、ジュエリー、ファッションラインのプロデュースなど手広く展開。
6位
ケイティ・ペリー 42億円
昨年の同ランキングの1位に輝いたケイティは、今年アルバムをリリースしておらず、ツアー公演も行っていないのにも関わらず、堂々の6位にランクイン。210億円という莫大な収益を記録した前年の世界ツアーの一部や、ファッションブランドH&M、コスメブランドCoverGirl、雑貨ブランドClaire’sなどの大手ブランドとのCM契約が功を奏した。
5位
ビヨンセ 55.7億円
4月にリリースしたアルバム『レモネード』が世界的な大ヒットを記録したビヨンセだけれど、彼女の収入の大半はアルバムのセールスではなく、260億円近くの総収益を生み出した『フォーメーション』世界ツアーによるもの。「音楽業界で私より働き者な人には会ったことがないわ」と本人が言うほどの、彼女のストイックさが収入にも反映されている。
4位
リアーナ 77億円
去年の収入の3倍近くを稼ぎ出したリアーナが10位から4位にジャンプアップ! 故エルヴィス・プレスリーの記録と並ぶほどの輝かしいシングル・セールスを記録しながら、さらにDior、PUMA、Samsungといった世界規模で展開する各種ブランドとの広告契約をゲットしたのが勝因。
3位
マドンナ 79億円
純資産577億円と言われるマドンナは、『レベル・ハート』ツアーが175億円の利益を生み出して音楽界の重鎮としての根強さを見せたほか、自身名義の香水やジュニア向けファッションブランドMaterial Girlも好調で、昨年の10位圏外から3位へぐんと躍進。
2位
アデル 83億円
昨年末にリリースした最新アルバム『25』が、発売初週にして600万枚近くのセールスを達成するという、昨今の音楽業界ではまるで奇跡のような爆発的な売れ行きを記録し、その後もどんどん売れ続けたほか、ツアー公演では1晩あたり数億円を稼ぎ出して、自身のキャリア史上最も稼いだ年に。アルバムとライヴの収益だけで稼ぐという正統派なやり方で見事2位にランクイン。
1位
テイラー・スウィフト 175億円
2位のアデルに倍近くの差をつけて1人勝ち状態となったのが、「世界で最も稼ぐセレブ100」のトップにも輝いたテイラー。彼女の収益の大半を占めるのは「テイラー軍団」と呼ばれるセレブ友達のほか、多数アーティストが友情出演し、約250億円のセールスを記録した世界ツアー。さらに、コカ・コーラ、Apple、Ked’sなどの大手企業とのCM契約も加わり、見事、今年の音楽界の女王の称号を手にした。
トップ10圏外ながら健闘を見せたのは、シンガーのセレーナ・ゴメス、マライア・キャリー、ホールジー、カントリーシンガーのキャリー・アンダーウッド、ミランダ・ランバート、ラッパーのニッキー・ミナージュなど。
俳優&女優のランキングやモデルのランキングと比べてみても、ケタ違いの収益を生み出している歌姫たち。
意外なアーティストがランクインしていたり、あのアーティストがあのアーティストよりも稼いでいたりと、今年も興味深い結果となった。
Text & Photo: フロントロウ編集部(FRONTROW)/Ayumi Nakazawa、 スプラッシュ/アフロ、 ニュースコム