日本時間の今日、アメリカ大統領選挙の行方を左右するとも言われる第1回TV討論会が行われ、共和党候補のドナルド・トランプ氏と民主党候補のヒラリー・クリントン氏が約1時間半にわたりアメリカの外交問題や銃規制などについて激論を交わした。
11月の本選挙に向け、これまで以上に盛り上がりを見せる大統領選。日ごろから投票や政治への参加の大切さを訴えているセレブたちは、こぞってSNSに討論会の感想を次々に投稿し、大統領選への熱をヒートアップさせていた。
セレブたちは、今回の討論会にどう反応したのか?セレブたちがSNSに投稿した感想がこちら。
クロエ・モレッツ
(映画『キック・アス』の女優)
「私が最初に投票するのが、こんなに優雅でパワフルなリーダー、ヒラリー・クリントンだと言えるのが誇らしいわ。彼女は私たちに刺激を与え続け、アメリカ大統領として必要なものを全ての面において真に体現していることを示してくれたの」
ケイティ・ペリー
(2015年の「最も稼いだミュージシャン」1位のシンガー)
「ヒラリーは易々と笑ってみせたわ。なぜなら彼女はやってやったからよ #私は彼女を支持します(※)」
※ヒラリー支持のハッシュタグ
レナ・ダナム
(ドラマ『ガールズ』の女優)
「ヒラリー・クリントンは私たちに、もう何度も何度も、彼女がどれだけ大統領に相応しいかってことを見せてくれたわ。素晴らしい女性がすでに準備が出来ているって知れたから、ぐっすり眠れるわ」
レスリー・ジョーンズ
(映画『ゴーストバスターズ』の女優)
「私はすごく混乱しているわ。彼はただただ中身のないことを喋り続けているのよ。オーマイゴッド、助けて、これって逃げたしたくなるようなパーティで会話してるみたい!」
エレン・デジェネレス
(コメディアンで人気トーク番組『エレンの部屋』の司会者)
「1億人が討論会を見ているそうよ。討論会を興味深く見ていた人たちが、同じくらい投票にも興味をもってくれたらうれしいわ。私たちはあなたが必要なのよ」
ザック・ブラフ
(ドラマ『Scrubs〜恋のお騒がせ病棟』の俳優)
「この世の終わりにやっているスーパーボウル(アメフトの決勝戦)みたいだ」
セス・マクファーレン
(映画『テッド』の監督)
「今までの人生の中で初めてだよ、今夜のトランプ氏のように、大統領候補討論会のステージ上で支離滅裂なことを話しているのを見るのは。恐ろしい夢を見ているようだよ」
マイケル・ムーア
(ドキュメンタリー映画監督)
「もし君が賢くて、責任感があって、思いやりのある大統領を望むのなら、彼女はそこにいる。もし君がリアリティ番組を望むというのなら…ええと、我々はどの国に住めばいいのかな?」
スティーヴン・ボールドウィン
(映画『ユージュアル・サスペクツ』の俳優)
「大統領ドナルド・トランプ、ゆっくり休んでくれ!ブラボー、ブラボー。あなたと家族に祝福あれ!#アメリカを再び偉大にしよう(※)」
ドナルド・トランプが掲げているスローガン
今回の討論会では、このほかにも女優のウーピー・ゴールドバーグやオリヴィア・ワイルドなど、ヒラリー氏を支持するセレブが多数。また、米CNN局による調査でも、62%の有権者がヒラリー氏が勝利したと回答していて、スティーヴンのようにトランプを支持する人は、27%のみという結果になった。
アメリカ大統領候補によるテレビ討論会は、第2回が10月9日、第3回が10月19日に行われる予定。