俳優のジョニー・デップとの離婚で約7億円という示談金を手にした女優のアンバー・ハードが、全額をチャリティ団体に寄付することを明かした。
「お金を得ることは重要じゃなかった」
アンバーは公式声明で以下のようにその理由を説明。
「接近禁止命令と離婚の調停で述べたとおり、チャリティに寄付して自分自身を守ることが困難な人たちを助けるという目的を除いては、私にとってお金を得ることは重要ではなかったのです」
「メディアで報じられているとおり、私は離婚を通して7億円(700万ドル)を手に入れたので、7億円を寄付します。これは私がこれまでに寄付してきたなかで最高額であり、今後もこういった寄付を続けていきたいと思っています」
7億円の示談金のうち、約3.5億円が暴力を受けた女性を支援する団体に、約3.5億円がアンバーが10年にわたり支援してきたロサンジェルス小児病院に寄付されるという。
アメリカ世間がネットで反応
この発表を受け、ネット上ではアンバーの行いを称賛する声と共に、今回の騒動に対して「彼女をお金の亡者と呼んだ人たちは今どう思ってるんだろう」「こうまでしないと被害を信じてもらえないなんてあり得ない」などの意見が。
一方で「別に彼女が嘘つきじゃないと証明されたわけじゃない」などという意見もあり、バトルが始まった時から世間の意見を二分にしていた今回の件は、示談後も平行線のままのようだ。