ジョーカー役は死因に関係ない
ケイトはウワサについて、「私は本当にショックだったの。だって彼は楽しんで(ジョーカーを)演じていたから。さまざまな報道で、彼はうつ状態にあって、役によって大きな影響を受けていたって言われていたけれど、実際のところ、彼は完全に(そんな状況とは)正反対だったわ」とThe Daily Telegraph紙にコメント。
さらに、「彼は素晴らしいユーモアのセンスの持ち主だったの。もしかしたら家族や友人しか知らなかったのかもしれないけれど、ヒースは楽しんでいたわ。ジョーカーのことでうつになったりなんかしていない」と、死因についてのウワサを完全否定した。
またこのケイトの発言に、ドキュメンタリー映画のプロデューサーを務めたマット・アマトは、「世界中にたくさん存在している(ヒースについての)ウワサ話への解毒剤になることを願うよ」とコメント。ヒースに関するウワサ話が多数存在することを嘆いていた。
さまざまなウワサを呼ぶこととなったジョーカー役の演技が高く評価され、ヒースは死後、2009年のアカデミー賞で助演男優賞を受賞。ヒースの生涯を振り返る『アイ・アム・ヒース・レジャー』は5月3日に限定公開されたのち、17日にアメリカのテレビ局Spike TVで放送される予定となっている。