ゼンデイヤのMJ役が論争に
昨年の8月、エンタメ系サイトThe Wrapが、ゼンデイヤの『スパイダーマン:ホームカミング』での役どころを「メアリー・ジェーン(通称MJ)」役であると報じ、ネットではちょっとした論争に。

なぜなら、MJは原作コミックスでは「赤毛の白人」という設定で描かれており、これまで制作されたサム・ライミ監督の映画『スパイダーマン』シリーズでは白人の女優であるキルスティン・ダンストが演じていたから。

また、最終的には登場シーンがカットされてしまったものの、マーク・ウェブ監督の映画『アメイジング・スパイダーマン2』でも、同じく白人の女優シェイリーン・ウッドリーが演じてた。
そんなMJを赤毛でも白人でもないゼンデイヤが演じるというニュースに、一部ファンからは不満の声が。そのため、『スパイダーマン』の原作者スタン・リーや、同じくマーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の監督ジェームズ・ガンらが「肌の色は関係ない」と擁護コメントを出すまでに発展していた。
自分の役は「100%ミシェル」
議論を生むまでとなった『スパイダーマン:ホームカミング』の全米公開を2ヵ月後に控えた今、ついにゼンデイヤが、自身が「MJを演じる」というウワサについてコメントした。

「君が演じるキャラクターについてたくさんウワサが出ているけど」と、MTVのインタヴューで尋ねられたゼンデイヤは、「私のキャラクターは100%ミシェルよ」と、MJ役であるというウワサをまさかの否定。「(ミシェルが)彼女の名前なの。ウソついてないって約束するわ」と語った。
そしてそんなミシェルについては、監督と一緒に「変わってて、興味深くて、かっこいい」キャラに作り上げていくためにたくさんのアイディアを出し合ったともコメントし、「彼女は間違った時に変なことを言っちゃうんだけど、でもそれこそが、人々が彼女を好きな理由なんだと思うの」と、ミシェル役への思いを明かした。
『スパイダーマン:ホームカミング』は7月7日より全米公開され、日本では8月11日より公開予定。ゼンデイヤが演じるミシェルは、先週公開されたばかりの最新の動画でも確認することが出来る。
SPIDER-MAN: HOMECOMING Movie Clip - You're the Spider-Man?
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