人気ドラマ『クワンティコ/FBIアカデミーの真実』で主演を務めたことがきっかけで、スターの仲間入りを果たしたインド出身の女優プリヤンカー・チョープラー(35)。エキゾチックな美貌と飾らない性格で人気を集めているプリヤンカーが、InStyle誌のインタビューでハリウッドに根強く残る問題について話した。
「肌の色」で役をゲットできず
昨年、ある映画の役の話が舞い降りてきたプリヤンカーだけれど、ある日エージェントから「身体的な特徴」が理由で出演を拒否されたことを明かされた。体のことだと思ったプリヤンカーは、「もっと痩せなきゃいけないの? 腹筋を鍛えなきゃいけないの?」と聞いたところ、エージェントから「ブラウンの肌の人は欲しくないって言われたんだ」と打ち明けられたという。
今は自分の故郷、肌の色、見た目に自信を持てるようになったというプリヤンカーは、「白人ではない女性だから給料が安いなんて誰も口にしないけど、実際に数字がそれを表してるのよ」と、白人でないというだけでギャラにも影響が出てくるということも含め、差別について言及していた。
肌の色が原因ということを聞いてかなり傷ついたと告白したプリヤンカー。10代でインドからアメリカに移住してきたプリヤンカーは、自分の肌が周りと違うことでいじめられたり差別にあったこともあったと過去に明かしており、「その時は自分の見た目に自信が持てなかった」と話していた。
さらに、まだまだ男性優位の映画業界についても、「女性主役の映画が男性主役の映画と同じぐらいの数作られるといいな。だってまだみんな、男の人じゃないとヒーローになれないと思ってるから。その見方を考えなきゃダメなの」と言及した。