今年は意外な顔ぶれ
2017年6月から2018年6月の間に稼いだ税引き前の推定年収をランクづけした、2018年版「世界で最も稼ぐセレブ100」が発表された。今年は例年にも増して意外な顔ぶれが揃ったのランキングに。
さっそくトップ10をチェック。
1位 フロイド・メイウェザー 約314億円(2億8,500万ドル)
2017年8月に行われた、コナー・マクレガーとの世紀の対決に勝利したことで、約300億円(2億7,500万ドル)の大金を手にしてトップに君臨。
2位 ジョージ・クルーニー 約263億円(2億3,900万ドル)
共同創設したテキーラブランドのカーサミーゴスが大手英飲料メーカーから高額売却されたことが大きく貢献し、2位にランクインした。
3位 カイリー・ジェンナー 約183億円(1億6,650万ドル)
最年少ビリオネアになるとの見方も強いカイリーが、昨年に初めてランクイン(53位)した順位から大きく飛躍し堂々3位に。20歳でのランクインは、今年のランキングで最年少となる。
4位 ジュディ・シェインドリン 約161億円(1億4,700万ドル)
大御所司会者のジュディは冠番組『ジュディ刑事』の番組権を売却したことがランクインの決め手に。
5位 ドウェイン・ジョンソン 約136億円(1億2,400万ドル)
『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の大ヒットなど、主演映画が立て続けにヒットしたことから約136億円を稼いでランクイン。過去20年間の同ランキングの収入額で、ドウェインは俳優の収入で最高額を稼いだ。
6位 U2 約130億円(1億1,800万ドル)
名作アルバム『ジョシュア・ツリー』の30周年を記念したツアーが大盛況となるほか、14枚目のアルバム『ソングス・オブ・エクスペリエンス』をリリースしたことで順位を大きく上げた。
7位 コールドプレイ 約127億円(1億1,550万ドル)
2年前から行っているワールドツアー「ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームス」の収益で昨年8位からランクアップして、コールドプレイ史上最高位に。
8位 リオネル・メッシ 約122億円(1億1,100万ドル)
アディダスやペプシなどの大手企業とのスポンサー契約に加えて、サッカー選手として世界最高年俸でFCバルセロナと契約延長したことでトップ10の仲間入り。
9位 エド・シーラン 約121億円(1億1,000万ドル)
Spotifyでストリーミング再生回数総合1位を獲得し、グラミー賞にも輝いた「シェイプ・オブ・ユー」などの大ヒット曲による。ほかにも『ゲーム・オブ・スローンズ』や『シンプソンズ』のカメオ出演でのギャラも貢献した。
10位 クリスティアーノ・ロナウド 約119億円(1億800万ドル)
昨年に続きトップ10入りを維持したのは、7位のコールドプレイとクリスティアーノだけ。昨年の5位から順位を落としたものの、ナイキとの生涯契約に加え、伊ユベントスへの電撃移籍で高額報酬を手にした。
2017年版のランキングでは、1位にショーン・コムズ、2位にビヨンセなどのトップアーティストや、世界トップスポーツ選手が多くランクインしたけれど、今年は打って変わって、スポーツ選手のメイウェザー、俳優のジョージ、起業家のカイリーと、様々なフィールドで活躍したセレブが上位10位にランクイン。
収入額も昨年に比べて全体で22%増加する結果となったが、女性のランクインは1組減り15人となった。
ちなみに、昨年トップに輝いたショーンは大金を稼いだツアーを終えたこともあり、32位に転落。2位のビヨンセは、双子妊娠中で活動を控えていたため35位に順位を下げたものの、それでも約66億円(6,000万ドル)を稼いでいる。
その他、ワールドツアーが大盛況のブルーノ・マーズ(11位)やケイティ・ペリー(19位)、テイラー・スウィフト(21位)、ニューアルバムや新EPをリリースしたザ・ウィークエンド(39位)、ピンク(45位)、レディー・ガガ(49位)、ドレイク(53位)ほか、7月27日から始まるFUJI ROCKFESTIVAL '18で初来日を予定しているケンドリック・ラマー(37位)などの人気アーティストがランクイン。
また、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が記録的メガヒットを記録したことを受けて、ロバート・ダウニー・Jr.(20位)や、クリス・ヘムズワース(31位)、スカーレット・ヨハンソン(76位)のマーベルファミリーもランクインした。
全リストは、米Forbesの公式ページにて見ることができる。(フロントロウ編集部)