ディズニーランドで働くスタッフ、通称キャストと呼ばれる人たちが絶対に口にしてはいけない「ひと言」とは一体...?

プロ意識の高さゆえの“NG理由”

 「夢の国」として世界中の人たちから愛されるディズニーランドだが、訪れた人たちに最高のひと時を過ごしてもらうために、そこで働くキャストたちには厳しいルールが設けられている。たとえば、彼らには絶対に口にしてはいけない「ひと言」があるのをご存知だろうか?

 それは、私たちが日常生活でつい口にしてしまいがちな「わかりません」のひと言。

画像: プロ意識の高さゆえの“NG理由”

 米Bustleによると、このルールはギフトショップやレストラン、清掃など一般職に就くキャストだけでなく、ディズニープリンセスのようないわゆる“キャラクター”たちにも適用されるそうで、どんなに馬鹿げた質問でも必ず何かしらの答え、もしくはその手助けになるような返答をしなければならないという。

 その理由はいたって単純。

 ディズニーランドを訪れるお客さんたちは、長時間トイレを探して歩き回ったり、何か不便を感じたりするために高い入場料を払ったわけではないから。当たり前のことのように聞こえるが、ディズニーランドが長年“世界で最も幸せな場所”に君臨していられるのは、そういった細やかな気づかいを徹底しているからこそ。

 ちなみに、「わからない」という状況を避けるために、キャストたちはパーク内にあるアトラクションの位置はもちろんのこと、トイレの場所や特定のおみやげを売っている店など、想定される質問の答えをすべて頭に叩き込んでいるそう。

未来につながる「楽しい思い出」

 今回ご紹介した以外にも、以前フロントロウでお伝えした指差しをする時は必ず「2本指」でないといけないというルールや、園内にいるお客さんをワクワクさせる工夫として、人工的にその場所にあった香りを作り出す仕掛けなど、ディズニーランドが「夢の国」のポジションをキープするためにおこなっていることがこのほかにもたくさんある。

 また、キャストのなかには「昔自分がディズニーランドを訪れた際にキャストの人に親切にしてもらったから」という理由で、ディズニーで働くことを選んだ人も少なくない。質の高いサービスを提供することは、お客さんに心地よい体験をしてもらうだけでなく、将来的にディズニーの社員となる優秀な人材を集めることにもつながっている。(フロントロウ編集部)

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