俳優のキアヌ・リーブスがまだ俳優として駆け出しだった頃に出演した懐かしのCMの裏話を披露した。

 いまや主演映画を半本も抱える大スターとなったキアヌ・リーブス(53)。超一流のセレブなのにまったく気取らず、難なく一般人に溶け込むスキルの高さで好感度が上がり続けている彼が、売れない時代に出演したあるCMの舞台裏での知られざる事実を暴露。

 そのCMとは、彼がまだ無名だった10代の頃、1980年代に出演したコカ・コーラ社のこちらのCM。

 若きサイクリストを演じたキアヌが、汗だくで自転車で疾走。惜しくも勝利を逃すものの、コーチである父に「お前を誇りに思う!」と励まされコカ・コーラを手渡されるという、熱血スポ根ストーリーを描いた映像について、人気トーク番組『ザ・レイト・レイト・ショー・ウィズ・ジェームズ・コーデン』で振り返ったキアヌは、3日間に及んだ当時の撮影について「学校に通っているだけだった僕にとっては、初めて“働く”ということを知った素晴らしい経験だった」と熱弁。

 映像では夏という設定になっているものの、じつは撮影が行われたのは真冬だったことや、監督からなかなかOKが出ず、これでもかというほどコカ・コーラを飲まされたという過酷なエピソードも披露した。

画像: 映画『ジョン・ウィック:チャプター2』で共演した俳優のピーター・スト―メアと一緒に番組に登場したキアヌ。©The Late Late Show / Twitter twitter.com

映画『ジョン・ウィック:チャプター2』で共演した俳優のピーター・スト―メアと一緒に番組に登場したキアヌ。©The Late Late Show / Twitter

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 さらにキアヌは、当時の彼と同じような年頃の男子にとっては少々恥ずかしいであろうこんな事実も告白。

 なんと彼は、サイクリストを演じるにあたり、役作りのためにすね毛をツルツルに剃って撮影に臨んでいたという。

 しかし、映像を見てお分かりの方も多いと思うが、すね毛が分かるほどキアヌの脚がアップになることは無く…。

 司会者のジェームズ・コーデンから、「“剃り損”だったのでは?」と言わんばかりにからかわれたキアヌは、それでもあの頃は一生懸命だったということを伝えようと、すね毛を剃る当時自分の姿を身ぶり手振りで再現して爆笑を誘っていた。

 若手の頃から役作りに余念がなかったというストイックさも、現在の彼の成功に繋がっているのかも?(フロントロウ編集部)

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