ポール・マッカートニーは、1980年1月16日にウイングスの公演のため14年ぶりに来日。その際スーツケースにマリファナが入っており、そのまま成田空港で逮捕され日本の留置所で9日間過ごしたことがある。
その時にポールが獄中で体験したことを米トーク番組『ザ・レイト・レイト・ショー』の中の人気企画「カープール・カラオケ」が1時間拡大された特番「Carpool Karaoke: When Corden MetMcCartney Live From Liverpool」で明かした。
ポールは「僕はマリファナをスーツケースに入れていて、結果的に9日間もの間、留置所に入ることになったんだ。恐ろしいよね」と、当時のことを振り返ってコメント。またポールは9日で刑務所から出ることができたものの、有名人でなければ刑務所での重労働を7年間する可能性があったことも明かした。
さらに留置所の中ではほかの受刑者と一緒にお風呂に入らなければいけなかったようで、最終日には「もういいや!彼らと一緒に入ろうという気持ちになったよ」と、一緒にお風呂に入ったことを明かし、「みんなでお風呂に入ったんだけど、日本の男性たちと一緒に入るのは楽しかったよ」と語った。
またポールは過去には米メディアPerforming Songwriterのインタビューで当時のことを振り返り、「初日の夜は最悪だった。眠れなかったんだ。家族と何年も会うことが出来ない可能性があって怯えていたよ」と語ったけれど、最終日にはみんなでお風呂に入るまでになったよう。
ちなみにポールは留置所の中で22番という番号をもらっており、ほかの受刑者から「イエスタデイ」を歌ってくれとお願いされ、歌ったという逸話も残っている。(フロントロウ編集部)