『ウォーキング・デッド』を降板することを発表した俳優のアンドリュー・リンカ―ンが、同作への復帰を発表。しかし、キャストとしての復帰ではなく…。

撮影現場に復帰を計画! でも出演は…

 大人気ドラマ『ウォーキング・デッド』で、シーズン1から主役リックを演じ続けてきた俳優アンドリュー・リンカーン

 そんな彼が10月に放送開始となるシーズン9の6エピソードをもって降板するというニュースが、今年5月、世界中のファンたちに衝撃を与えたが、アンドリューが早くも“現場復帰”するという嬉しい報せが舞い込んできた。

 アンドリューは、米Entertaiment Weeklyとのインタビューで「撮影に復帰する予定だよ」とコメント。さらに続けて、「監督の補佐としてね。そして、来年には監督デビューするつもりだ」と明かした。

 つまり、アンドリューは降板後はキャストとしてカメオ出演(※)などをするのではなく、“裏方”として撮影現場に復帰し、ゆくゆくは『ウォーキング・デッド』のエピソードを監督することを計画しているということ。

※映画やドラマにゲストとしてほんの短い時間だけ出演すること。

画像: アンドリュー演じる正義感と倫理感が強く、グループのリーダー的役割を背負っていたリック。写真はシーズン1より。

アンドリュー演じる正義感と倫理感が強く、グループのリーダー的役割を背負っていたリック。写真はシーズン1より。

 「この作品が大好きだから、あまり長いこと離れては居られないんだ」と、降板後あまり長い時間を置かずに現場復帰することについてジョークを飛ばしたアンドリューは、「それくらい俺はこの作品とあの物語を続けていくことに情熱を注いでるってことさ」と熱い“『ウォーキング・デッド』愛”を語っていた。

 じつはこれまで、『ウォーキング・デッド』シリーズに出演した2人のキャストが後にエピソード監督を務めたことがある。

 スピンオフ作品『フィア―・ザ・ウォーキング・デッド』でヴィクター・ストランドを演じた俳優のコールマン・ドミンゴは、5月に米放送された同作の1エピソードを監督。『ウォーキング・デッド』でエイブラハム・フォードを演じたマイケル・カドリッツが同作のシーズン9の7話目に監督として携わっている。

画像: 左:コールマン・ドミンゴ、右:マイケル・カドリッツ。

左:コールマン・ドミンゴ、右:マイケル・カドリッツ。

 いずれのキャストも監督デビューを果たす前に、まずは先輩監督の補佐として修業を積んでおり、アンドリューもシリーズ史上3人目となるキャスト出身監督となるべく彼らの後を追うこととなる。

 これまで主役としてシリーズを引っ張って来たアンドリューが同作を監督すると、どんな作品になるのか今から期待大! 

 シリーズ最新となる『ウォーキング・デッド』シーズン9は、海外ドラマ・エンターテイメント専門チャンネルFOXにて2018年10月8日(月)の午後10時から日本最速独占放送される。(フロントロウ編集部)

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