ジョニデが「暴力男」と言われることに本音を言及
ジョニー・デップが、「ここ数年間は思うように行かない状況で負担がかかる年だった。つらい」と英GQに吐露したように、元妻のアンバー・ハードの離婚騒動に始まり、元マネージャーでジョニーの金銭管理をしていたTMGを提訴した騒動、そして暴行で主演映画のスタッフから訴えられるなど、ここ数年で様々な災難に苦しめられている。
とくにアンバーとの離婚騒動は、2年以上経った今でも大きな打撃を受けているという。
離婚騒動のなかで、アンバーが主張したジョニーのDV疑惑によって、ジョニーの温厚で良いイメージは急降下。
アンバーがDVを訴えた後には、泥酔したジョニーがアンバーを怒鳴り散らし、周囲のものを次々と壊す様子が映った動画が流出。
一連の出来事によってイメージはさらに悪くなり、異常とまで言われたジョニーは、一部のアンバー支持者から『ファンタスティック・ビースト』シリーズを降板するよう抗議されるなど、キャリアにまで支障をきたしている。
ここ数年で度重なる騒動の前までのジョニーは、良き夫、良き父として落ち着いてきたイメージがあったけれど、離婚騒動を機に、一気に「DV男」「暴力男」などと言ったイメージが染みついてしまった。
そんなジョニーの世間からのイメージについて、本人が悲しげに「本当の自分にはなりえないほど、ほど遠い存在として(世間から)言われることにすごく傷ついた」と語った。
さらにジョニーは、1999年までさかのぼり、パパラッチに暴言を吐いて逮捕された暴力的な態度をとった過去を振り返ったうえで、DV疑惑を真っ向から否定。
「ヴァネッサがリリー・ローズを妊娠した時にパパラッチが写真を撮ろうとした時があった。僕は彼女たちを巻き込みたくなかったから、彼女を車に乗せて、写真を撮り逃したパパラッチに『写真を撮ったらてめえの頭をかち割ってやる。カメラを持ってるだろ。シャッター音をさせてみろよ。ほら』と言ったんだ。そして僕はこれを本気で言っている。本当にやるよ。前にも言ったけど、パパラッチが遠くから盗撮するのはしょうがないが、僕の前に現れたらその鼻を噛み砕いて目の前で飲み込んでやる。次はない。
でも…、愛している人を傷つける?いじめっ子のように?そんなことしてない。そんなの僕じゃない。初めは沈黙を貫いていたけど、これが変な方向へ向かうのがわかっていた。ディスり合いはしたくなかったから、(アンバーに)言いたいことを言わせて、あとは弁護士に対応してもらうから、僕は何も言わなかった」
そしてジョニーは言葉を慎重に選びながらも、問題になった暴力をふるう動画がアンバーとの離婚に全く関係ないことを主張し、ジョニー側の真実を訴えた。
「みんなのお手本になりたいわけではない。そういうつもりは全くないんだ。流出した動画は…」と言って口ごもんだジョニーは、一度笑い、「流出したというか、誰かさんが誰かさんの携帯で撮影した動画が奇跡的にYouTubeに投稿されたというか」と言って、アンバーが公開したと疑っていることを示唆。
続けて、「あれは(ジョニーとアンバーが住んでいたLAの)ダウンタウンで撮られたものじゃない。彼女が最近撮られたように仕掛けたんだ。あれはもっと古いもので、何が起こったのかと言うと何百万ドルものお金を失くしたことが発覚した時なんだ」と説明。
DV疑惑で染みついてしまった本来の姿とは違う悪いイメージを払拭したいジョニーは、胸の内を赤裸々に告白してジョニーの思う真実を訴えた。(フロントロウ編集部)