アメリカの高校や大学で秋になると行われる「ホームカミング」。年に一度、卒業生たちを母校に迎えてスポーツやダンスなど各種イベントを楽しむというこの伝統行事をたくさんの生徒たちが心待ちにしている。
アリゾナ州にあるウォールデン・グローブ高校は、ホームカミング中の生徒集会で生徒によるダンスチームが素晴らしいパフォーマンスを行うことで知られている。
昨年は『オズの魔法使い』をテーマにしたダンスを繰り広げて全米の注目を集めていた同校が、今年は映画『ハリー・ポッター』(以下『ハリポタ』)がテーマのダンスショーを披露して再び話題となっている。
主人公のハリーや親友のハーマイオニー&ロンをはじめとするホグワーツ魔法魔術学校の生徒たちや、ハリーの最大にして最強の敵である闇の魔法使いヴォルデモート卿に扮したダンサーも登場するダンスルーティーンには、『ハリポタ』でお馴染みの楽曲だけでなく、ラッパーのフロー・ライダーの「マイ・ハウス」やニッキー・ミナージュの「チュンリー」など、ここ数年のヒット曲も盛り込まれている。
ちなみに遠目からはわかりにくいけれど、ぴったりと息の合ったパフォーマンスの核となっているハリー、ロン、ハーマイオニ―を演じているのはすべて女子生徒。高校生たちが体育館の床を縦横無尽に走り回り、息ぴったりのダンスを披露するこの動画は、公開から10日ほどですでにYoutubeでの再生回数110万回を突破している。(フロントロウ編集部)