子役出身の女優ジョーイ・キングが、飛行機でたまたま隣の席になった男性の“ありえない言動”の一部始終をツイッターで明かした。(フロントロウ編集部)

男性の態度にジョーイの怒りが頂点に

 つい最近、Huluで配信される新作ドラマ『ザ・アクト(原題:The Act)』の役作りのためにスキンヘッドにしたジョーイ・キングが、飛行機で隣の席になった男性から、ただ坊主にしているという理由だけでがん患者だと決めつけられたうえに、この男性ががん患者の人たちに対して不適切な発言をしていたことに、ツイッターで怒りをぶつけた。

スキンヘッドにしたあとのジョーイの姿。

 「みんな聞いて。今飛行機に乗ってるんだけど、隣に座っている男性が携帯電話を取り出して、私の写真を無許可で撮ったうえに、自分の妻に『がん患者の女の子が隣に座ってる』とメールしたのを見ちゃった。しかも、私から何か“うつされる”のをコワがってる。なぜたまにこういうバカな人たちがいるのかしら」

 「彼の肩越しにメールの内容を見たら、『がんを患ったスキンヘッドの女の子が隣にいて、咳をしてる。うつされたくない』って書いてあったわ。冗談でしょ?」

 「坊主=がん患者」という凝り固まった考えもそうだが、ジョーイが何よりも許せなかったのは、男性のがん患者に対する「偏見」。がんは人にうつるような病気ではなく、この男性が心配していたような空気感染でがんになることはありえない。

 にもかかわらず、自身の浅はかな知識でがん患者を蔑視し、差別的な発言を繰り返した男性にジョーイも黙っていることができなかったのだろう。まだ19歳と若いこともあり、直接対峙することはできなかったようだが、ツイッターを通じてこの出来事を全世界に発信することで、男性の誤った考えを正した。(フロントロウ編集部)

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