男性の態度にジョーイの怒りが頂点に
つい最近、Huluで配信される新作ドラマ『ザ・アクト(原題:The Act)』の役作りのためにスキンヘッドにしたジョーイ・キングが、飛行機で隣の席になった男性から、ただ坊主にしているという理由だけでがん患者だと決めつけられたうえに、この男性ががん患者の人たちに対して不適切な発言をしていたことに、ツイッターで怒りをぶつけた。
スキンヘッドにしたあとのジョーイの姿。
「みんな聞いて。今飛行機に乗ってるんだけど、隣に座っている男性が携帯電話を取り出して、私の写真を無許可で撮ったうえに、自分の妻に『がん患者の女の子が隣に座ってる』とメールしたのを見ちゃった。しかも、私から何か“うつされる”のをコワがってる。なぜたまにこういうバカな人たちがいるのかしら」
Y’all I’m on a plane & this man next to me literally turned to me with his phone in my face & took a photo of me as if I wouldn’t notice & texted his wife that he’s sitting next to a girl who has cancer (just cuz I’m bald) & that hes scared to “catch it”...Y R PPL STUPID SUMTIMES
— Joey King (@JoeyKing) 2018年11月18日
「彼の肩越しにメールの内容を見たら、『がんを患ったスキンヘッドの女の子が隣にいて、咳をしてる。うつされたくない』って書いてあったわ。冗談でしょ?」
I read his text over his shoulder it said “some bald chick next to me with Fckn cancer coughed and I don’t wanna catch it”.....um ya jokin? pic.twitter.com/y8omPjHNVI
— Joey King (@JoeyKing) 2018年11月18日
「坊主=がん患者」という凝り固まった考えもそうだが、ジョーイが何よりも許せなかったのは、男性のがん患者に対する「偏見」。がんは人にうつるような病気ではなく、この男性が心配していたような空気感染でがんになることはありえない。
にもかかわらず、自身の浅はかな知識でがん患者を蔑視し、差別的な発言を繰り返した男性にジョーイも黙っていることができなかったのだろう。まだ19歳と若いこともあり、直接対峙することはできなかったようだが、ツイッターを通じてこの出来事を全世界に発信することで、男性の誤った考えを正した。(フロントロウ編集部)