『ハリポタ』シリーズで主人公のハリー・ポッターやクラスメートたちが通う「ホグワーツ魔法魔術学校」。
校舎兼生活施設となっているホグワーツ城は、かなり入り組んだ作りの美しい建造物として、ファンたちの間では「もし実在するならば絶対に訪れてみたい場所」として愛されている。
そんなホグワーツ城の外観を、北米のクリスマスシーズンの風物詩である「ジンジャーブレッド・ハウス」の一種として、すべてクッキーで作り上げてしまった強者が。
ジンジャーブレッド・ハウス作りは、ショウガ風味の通常よりも少し固めに焼いたクッキーを使ってシンプルな家を作るという、各家庭でクリスマスに行われる子供向けのアクティビティ。
しかし、カナダ・アルバータ州の都市エドモントンにある老舗ベーカリー、ダッチェス・ベイク・ショップ(Duchess Bake Shop)の職人たちは、ここぞとばかりにお菓子作りのプロの手腕を発揮して、店舗内にジンジャーブレッド・クッキー、砂糖、キャンディのみで製作された「100%食べられるホグワーツ城」を誕生させてしまった。
設置風景を収めた動画がコチラ。
素晴らしすぎて、食べるのがもったいないクッキーでできたホグワーツ城。なんと、クリスマス期間終了後には、壊して食べる“解体パーティー”が開催。
同イベントへの参加には、貧困に苦しむ人々を支援する地域のチャリティ団体、ビッセル・センター(Bissell Center)が実施しているキャンペーンへの応募が条件となっており、新しい靴下を寄付した人達の中から抽選でホグワーツ城の“解体パーティー”への参加者が選ばれた。(フロントロウ編集部)