生後11か月で赤ちゃんモデルとしてCMに出演し、4歳で『アルタード・ステーツ/未知への挑戦』で映画デビューを果たしたドリュー・バリモア。
その後、1982年の映画『E.T.』に主人公エリオットの妹役で出演し、その愛らしさで一躍天才子役として注目され、以来、順調に女優道を歩んできた彼女は、今年2月で44歳を迎える。
実年齢と芸歴がほぼ同じという”ザ・スター”な人生を送ってきたドリュー。若かりし頃はハリウッドの荒波に揉まれ、ドラッグやアルコールに溺れ、リハビリ施設で治療を受けることもあった。
人生のほとんどをハリウッドで過ごし、酸いも甘いも知り尽くしたドリューだが、“これだけは絶対に手を出さない”と決めていることがいくつかあるという。
それは、ヘロインなどの薬物と美容整形手術。
英Glamourのデジタル・ビューティー号の表紙に登場したドリューは、その理由についてこんな風に語った。
私って極端なくらい何かに依存しやすい性格なの。だからヘロインもやったことがないし、美容整形にも手を出したことがない。だって両方とも、1度ハマったら後は転落するだけっていう気がするから。もし手を出してしまったら、私はすぐ死んじゃうと思う。
現在は2児の母となり、女優としての仕事も安定しているドリュー。自分自身の性格を知り尽くしており、守るべきものがあるからこそ、一度ハマったら抜け出せなくなりそうなものからは距離を置くのが賢明だと考えているよう。
同じインタビューの中で、「年齢を重ねられるということは、ある意味、名誉だと思うの。いかに優雅に、ユーモアたっぷりに、自分を愛しながら、そしてそのプロセスに敬意を持ちながら年をとれるかということが、私にとっては一番大切なこと」とも語っていたドリュー。
女性が美容整形を受けることに反対しているというわけではもちろん無いけれど、この発言から見ても、彼女が近い将来、自分の顔や体にメスを入れることは無さそう。(フロントロウ編集部)