その恋多き経歴でも知られている、女優兼シンガーのジェニファー・ロペス。2008年には前夫マーク・アンソニーとの間に双子を出産。双子はエマとマクシミリアンと名づけられ、今年で11歳になる。
そんな二児の母であるジェニファーは、双子の娘エマの成熟した発言を英マガジンREDに明かした。
「もう娘は私たちの時代なんかより、ぜんぜん先を生きてるわ。だって彼女、8歳の時に『ママ、私結婚したいか分からない』って言ったのよ」
8歳の女の子が言うには、なかなか衝撃的なこの発言。しかし母であるジェニファーはこの発言を聞いて、「私は『イエス！』って感じだったわ。だってあの子には、自分を愛しなさいってずっと育ててきたから」と安心したという。
今年50歳になるジェニファーは自身の幼少期に、「私は『王子様が迎えに来てくれる』『幸せにしてくれる真実の愛を待ちなさい』『結婚していなかったら、あなたは幸せじゃない』っていうおとぎ話を聞かされて育ったわ」と説明し、その時代は女の幸せは結婚という固定概念がひどかった振り返った。
そんなジェニファーは、子供が生まれてからの価値観の変化をたびたび語っている。
「子供が生まれてから、自分をもっと高めていかないとって気づいたの。どうしたらベストな自分になれるかいろいろ調べたわ。自分たちが社会の生きづらさを無くしていけば、子供たちがもっと自由に成長していけるでしょ？」
ジェニファーは、2010年には女性や子供の健康を支援する「ロペス・ファミリー基金」を自身で立ち上げたり、2015年には国連基金から女性と子どもの権利や地位向上を推進するグローバル・アドボケイトのグローバルアンバサダーに任命されたり、女性や子供に関する活動に熱心なことでも知られる。
そんなフェミニストな面も持つジェニファー。娘エマもその影響を受けてか、ジェンダーロールにとらわれず成長しているようだ。（フロントロウ編集部）
