終身刑の可能性から一転、減刑も!?
所持していた銃による発砲や恐喝、殺人の共謀を含む複数の容疑で2018年11月に逮捕され、現在拘留中のテカシ・シックスナイン(Tekashi 6ix9ine)が自身にかけられていた9つの容疑をすべて認めたことがわかった。
米CNNによると、現地時間2月2日に行われた有罪答弁で「ナイン・トレイ(Nine Trey)」と呼ばれるギャングの一員であることを認め、今後ギャングに関与する複数の人物たちに関する情報を提供して、捜査に協力することに同意したものとみられている。ただし、裁判所の記録は2月7日に検察側が公開の申し立てをするまで非公開のため、まだ詳しい状況はわかっていない。
昨年11月、所持していた銃による発砲や恐喝、さらにギャング関連の麻薬取引や武装強盗にも関与していた容疑で逮捕されたテカシは、当初、自身にかけられた容疑について全面的に無罪を主張していた。また、これまでに何度か保釈請求をするも却下されており、今年9月4日に予定されていた公判が始まるまで塀の外に出られない可能性もあった。
素直に罪を認めたことで保釈請求が通るかどうかはわからないが、すべての容疑を認めて裁判で洗いざらい証言した場合、逮捕直後に言われていた終身刑どころか減刑されることもあり得るという。(フロントロウ編集部)