人気俳優のジョニー・デップが主演を務める、水俣病が題材となった映画『ミナマタ』の撮影現場をキャッチした。(フロントロウ編集部)
昨年10月にジョニー・デップが、日本の熊本県水俣市で起こった水俣病を題材とした映画『ミナタマ』に出演するとお伝えしたが、いよいよ本格的に撮影がはじまったよう。今回ジョニーが出演する映画『ミナマタ』の題材となったのは、水俣市で工業排水に混じってメチル水銀が海に流失し、魚や貝を通じて人の体に取り込まれ、多くの人を苦しめた水俣病の実態を捉えた『写真集 水俣』。ジョニーは『写真集 水俣』で水俣病の患者や家族たちの暮らしや戦いを記録したカメラマンのユージン・スミスを演じる。
そんな『ミナマタ』の撮影現場をキャッチ。撮影はセルビアで行なわれていたけれど、「魚市場」や「福正宗」などという文字が見え、完璧に日本の街を再現。
またジョニーの姿もこれまでとは打って変わり、白髪交じりの髪の毛にヒゲをたくわえ完璧にユージンの特徴を捉え変身している。
ちなみに日本でも撮影されると言われている『ミナマタ』には、日本人俳優の真田広之、浅野忠信、加瀬亮、國村隼などの俳優も参加すると米Varietyは報じている。(フロントロウ編集部)