ディズニー・チャンネルのドラマ『アンディ・マック』でサイラスを演じるジョシュア・ラッシュが、本作で同性愛をテーマのひとつとして扱うことに否定的なファンからのコメントに猛反論した。(フロントロウ編集部)

※この記事は一部ネタバレを含みます。

ティーン向けの作品で同性愛を扱うことの大切さを説く

 「自分は一体何者なのか?」という10代前半にありがちな迷いや葛藤を描く、ディズニー・チャンネルの人気ドラマ『アンディ・マック』で、同チャンネル史上初めて同性愛者であることをカミングアウトしたサイラスを演じるジョシュア・ラッシュが、本作で同性愛をテーマに扱うことに否定的な意見に対し、彼なりの考えを明らかにした。

画像1: ティーン向けの作品で同性愛を扱うことの大切さを説く

 ジョシュアが思わず反応してしまったのは、ツイッターでたまたま見かけた、あるファンからの「このドラマには、素晴らしいメッセージがたくさん含まれているだけに本当に残念。でも、同性愛の描写は若い視聴者にとって悪影響だと思う。ディズニーは誤った選択をしたね」というコメント。

 無視することもできたはずだが、サイラスという役を通して、自分自身も学ぶことが多いというジョシュアは、ティーン向けの作品が同性愛をテーマに扱うことの大切さについてこう語った。

 「君がそのように感じていることを残念に思うよ。では、ここからが本題だ。君がどう思おうと、同性に好意を抱く子供は存在し続ける。だからこそ、僕らはすべての子供たちを平等に愛し、支えていく必要があるんだ。もし誰かが自分は同性愛者であると気づいた時、自分と同じような人がほかにもいると知って欲しい。そうすれば孤独を感じることもない」

 「自分の意見を持つのは良いことだけど、同性愛について知る機会を否定するような意見は、声を上げることができないLGBTQの子供たちに大きな損失を与えるものだと思う」


 また、このやりとりを見て自分の意見をツイートした女性ファンが、ツイッター上でほかのユーザーから攻撃されているのを目撃したジョシュアは、彼女に代わって反論。

 「多分、彼女(女性ファン)は“同性愛者”という存在を知る以前から、自分は同性愛者だと気づいていたってことを言いたかったんだと思う。彼女は同性愛に関する知識がまったくなかった。でも、自分が誰を好きかちゃんとわかっていたし、(同性愛者であるということが)彼女自身を変えることもなかった。誰が好きとか関係なく、すべての子供たちをサポートすることはできないものかな?」


画像2: ティーン向けの作品で同性愛を扱うことの大切さを説く

 さらに、ゲイ描写を否定する内容のツイートがすでに消されていることに気づいたジョシュアは、一度インターネットに投稿したものは「二度と消えない」という教訓のために、あらかじめ撮影&保存しておいたツイートのキャプチャー画像を投稿して、お灸をすえた。


画像3: ティーン向けの作品で同性愛を扱うことの大切さを説く

ディズニー・チャンネル史上初の「僕はゲイ(I'm gay)」

 ちなみに、現在シーズン3が放送されているアメリカでは、先日、注目の若手俳優アッシャー・エンジェル演じるジョナに、なかなか自分がゲイであることを言い出せないでいたサイラスが、ついに「僕はゲイ(I'm gay)」とカミングアウトする場面が登場。

 じつは、ディズニー・チャンネルで過去に放送された、もしくは現在放送中の作品で、「僕はゲイ(I'm gay)」というセリフが出てくるのはこれが史上初めて。

画像: Cyrus' Truth | Andi Mack | Disney Channel www.youtube.com

Cyrus' Truth | Andi Mack | Disney Channel

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 ジョシュアは、この記念すべきエピソードを振り返って米情報番組『グッド・モーニング・アメリカ(Good Morning America)』のインタビューで、「僕はサイラスぐらいの年頃の時にいじめられていたから、まだ自分自身について学んでいる途中のサイラスが、自分は何者でそれが彼にとって何を意味するのかを恐れずに受け入れようとする姿に、とてもインスパイアされる」と語った。(フロントロウ編集部)

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