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 セレーナ・ゴメスがさまざまな話題に触れたロングインタビューの中で、「可愛い」と言われることに抵抗があるとコメント。その真意とは? (フロントロウ編集部)

 広告塔を務めるファッションブランド、コーチ(Coach)が新たに配信を開始したポッドキャストシリーズ『ドリーム・イット・リアル(Dream It Real)』の初回エピソードに登場したシンガーのセレーナ・ゴメス

 体調不良による精神状態の悪化から2018年には活動を一時休止して、自身の身体と心の健康を最優先してきたセレーナは、次世代の若者たちが人生における目標を見つけるのをサポートする目的で企画された同シリーズでのインタビューで、自身が受けている心理セラピーや、ディズニースターとして幼くして注目を浴びることになった特殊な経験から得た教訓、インスタグラムなどのSNSがメンタルヘルスに及ぼす悪影響、そして、最近になりようやく1人でいることを楽しめるようになり、1人で過ごす時間を大切にしようと考えていることなど、プライベートについて多岐にわたって語った。

 その中で「人々が自分について本当はよく知らないと思うことは? 」という質問を投げかけられたセレーナはこんな風に回答した。

 「これまで何回も言ってきたし、いいかげん繰り返しすぎかもしれないけど、みんな私の“本心”なんて知らないと思う。」

 続けて、セレーナは、世間には、彼女があまりにもいつも正論を口にするばかりに、発言のすべてが“計算ずく”なのではないかと思っている人々がいることを認識しているとコメント。その謂れれのない疑惑をきっぱりと否定した。

 「多くの人は、きっと、私がいつも打算的に、無難な言葉を選んで口にしているんじゃないかって思ってるかもしれない。いつも正しいことを言うように訓練されてきたみたいだとかね。でも、そんな訓練ってどうやってやるわけ? 一体誰が私が何を話すかをトレーニングしたっていうの? 」

 さらに、パッと見の印象や外見だけで判断されるのが好きではないと明かしたセレーナは、こんな風にも話した。

「人から自分の外見とかで判断されるのが本当に嫌なの。そりゃ、今みたいに、色んな刺激に溢れている時代だからこそ、たまにはドレスアップして、自分は美しいって感じることは大切かもしれない。それ自体は全然悪い事じゃないわ。男の子たちに“君って可愛いね”って言われたら、ちょっとは嬉しい気持ちになるかもしれない、でも‥‥私はありのままの自分を愛して欲しいな。自分の人間性をね。私にとって重要なのはそういうこと、わかるでしょ? 」

 男性に外見を「可愛い」と褒められるよりも、自分の中身を知り、人間性を好きになって欲しいという正直な願望を話したセレーナ。

 「今年一番楽しみにしていることは? 」との質問には「新しいアルバムかな。あとは1人で過ごす時間。ついに、ついに、ついに、私、1人でいる時間を楽しめるようになったの」と答えており、当面は、恋愛よりも、音楽活動への復帰や自分自身と向き合う時間のほうを優先したいと考えている様子だけれど、彼女が願う通り、内面をしっかりと見つめて受け入れ、愛してくれる人はきっと近い将来、現れるはず。(フロントロウ編集部)

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