※この記事には映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレが含まれます。
ルッソ監督が「生きている!」と証言
11年に及んだ『アベンジャーズ』シリーズの最終章として世界中でメガヒットを記録している映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』。
歴代のMCU作品に出演したキャストが続々と登場した同作は、『アントマン』で舞台となった量子世界から時空を行き来するタイムトラベルが物語の主軸になる。
そのため、『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、過去に戻ったヒーローたちが2012年に公開された『アベンジャーズ』の戦場をはじめ過去の作品にも姿を現し、そのひと幕で前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でサノスに殺害された、トム・ヒドルストン演じるロキも復活した。
アベンジャーズと戦う悪役として描かれた『アベンジャーズ』時代のロキや、クリス・ヘムズワース演じるソーの命を狙う『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』時代のロキなどが映されたのだが、そのひと幕ではロキの最期を狂わせる出来事も起きていた。
それは『アベンジャーズ』時代にアベンジャーズに捕らわれたロキが映るシーン。未来からやって来たロバート・ダウニー・Jr.演じるアイアンマンとポール・ラッド演じるアントマンが、スペースストーン(テッセラクト/四次元キューブ)を手に入れようとした時に、ふとしたタイミングでロキがスペースストーンを手に入れ、空間を移動して脱走してしまう。
本来ならばソーと一緒に故郷のアスガルドに帰り、捕らわれの身になるはずなのだが、これを逃れたロキは、サノスに殺されることなく生き延びた可能性が高い。
そんな仮説について、監督のひとりであるアンソニー・ルッソ監督が米LA Timesに言及。ロキが今も生きているかという質問に、「ロキはどこかのタイムラインでは絶対に生きているだろうね」と答え、ロキの生存説を肯定した。
ただ、ルッソ監督は「どこかのタイムライン」と答えたように、ロキが生きているのは『アベンジャーズ/エンドゲーム』の主軸になったサノスの指パッチンが起きた後の世界とは限らないため、同作のタイムラインでは、やはりロキはサノスによって殺されていることになっていそう。
とはいえ、ヒーローのなかでも高い人気を誇るロキの生存を認めた監督のコメントに歓喜するファンも多く、ディズニー+にて単独ドラマ化が決まっているロキに期待する声も多く寄せられている。(フロントロウ編集部)